レポート:『スキルアップライド @ GONZO PARK』(2016年3月)でした。

3/6は『スキルアップライド @ GONZO PARK』並びに『はじめてのゴンゾー』でした。
3月頭にしてはやたらと暖かく、半袖で十分。
汗をかき過ぎるほどでもなく自転車乗るにはちょうど良かったですねー。

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スキルアップライドの朝には「はじめてのゴンゾー」の講師もさせていただいております。

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はじめはアスファルトエリアで曲がったり、段差を踏み越えたり。
あまり難しいことは考えないように、とにかく要所を抑えつつ進めていきます。

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GONZOさんのアスファルトエリアにある人工パンプで上下の動きの体験とこなし方。
今、乗っている方は年明けから新設された低いパンプ。小さなお子様でも安心の高さと広さ。
凸凹に限らず、身体を大きく動かすことから覚えていきます。
身体の動きは後から小さくするのは簡単だけど、ある程度ライディングが固まってから大きくするのは難しいんですよね。
でも、写真を見る限り、自転車乗ってない僕の身体が一番よく動いている(笑)

コースに出てからは、見本をまず見てもらってから一緒に走ったりしてとにかく怖くないように、安心して走れるようになってほしいな、と。

「はじめてのゴンゾー」は1時間ほどの体験スクールですが、とりあえずコースで遊ぶための要素はだいたいお伝えできるんじゃないかな。と。

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さて、スキルアップライド。
午前午後まとめてレポート。

スキルアップライドではまず準備体操しながら、僕の重要視する身体を曲げる場所の説明などなど。
他にも上半身と下半身の連動と、カラダの各部の重さや勢いのままに動かすことをやっています。

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「これ必要なの?」って空気になることもありますが(笑)
他にも左右逆の腕回しとかもしますけどね。

で、アスファルトエリアでコーナリングのチェックなどをしたり、人工パンプで上下動の動作チェックしたりした後にコースへ。

「はじめて〜」のところでも書きましたが、僕はまず体を大きく使って越えていくことを大事にしています。

コース上は、人工物と違い一つ一つの凸凹が少しづつ違う形をしていたりテンポが一定ではなかったりします。
なので、動作のアクセントを置く場所などを意識しながら一個づつ確実に身体を合わせられるように気をつけます。

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大きなギャップほど体も大きく動かせないと、失速したりバックサイドでうまくスピードが上がらなかったり。反対に、ギャップにぴったり合わせることができるとニヤけてしまうくらいの爽快感。

バンクでは、コーナー入り口の処理から途中、終盤からの次のコーナー入口などを考えながら曲がります。

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バンクでは基本的に前を引っ張りながらラインの確認とその時の身体の動きの雰囲気を掴んでもらいます。
もちろん、走りながらではじっくり見れるわけではないので、身体の動きは分かれば御の字くらいですけど、目線が前を走る僕に向くので、想像以上に走りやすいようです。
あとは、その感覚と感触をちゃんと覚えていければいいですね。
当然、走る前には説明を入れているので、走りながら実習していく感じですね。

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一応、後ろについてもらってる時でも、ちゃんと走ってる姿を確認しています。
特にコーナー中にどんな姿勢で走ってるかなどは、こうして振り返りながら見ていますよ。
というか、僕ってこんなにしっかり振り向きながら走ってるんだなーって自分でびっくり。
よく転ばないもんだなー(笑)

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本来はよろしくないトレイルジャンプの追走。
彼はすでに飛べるのですが、スピードに頼らずより身体を大きく使って飛んで欲しいのでやってみた。
何か技を入れれるくらいの余裕が持てるように、追走しながらリズム感やタイミング、身体の上がる高さなどを再認識してもらえればと。

スキルアップライドでは、参加する人の求める事も現状できることもバラバラなので、先導して走ることもままありますが、基本的には一人で走ってもらってそれに対して僕ができてるところや注意するところを指摘・解説していきます。
あと、本人のイメージと実際の動きが大きく乖離してそうな時には動画で確認もしてみたり。

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自転車によって見た目の姿勢が変わるなんてのは当然なので、その辺りも含めて説明しております。
後、手などのジェスチャーが多いのも僕の特徴(笑)
トライアル競技の時からの癖なんですよねー。
(トライアル競技では、下見の時に片手でセクションを拝んでる選手がいます。あれは手を自転車に見立ててイメージを作ってるんですよ)

これはおまけ。

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これで飛んでみて、と観客(旧来の知人)からけしかけられたので飛んでみたの図。
しかし本当に最近のファットバイクはよくできてて、遊ぼうと思えばなんだってできる(気がする)。

時々、受講者の自転車を借りて「この自転車でもできるんですよ」と本人の前で証明することもあるのですが、これは「言い訳潰し」と呼ばれて恐れられているとかいないとか。

今回参加の皆さんも、受講する前と後では随分と身体の動きが違っています。
それを実感できてる人もいれば、いない人もいて、僕としてはちゃんと実感できるようにまた工夫を重ねていかねばなあと考えています。

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ということで、今回のスキルアップライドはこんな感じです。
一緒に走っている写真ばかりになってしまいましたが(笑)

まずはジャンプやギャップ、バンクを安心して楽しく乗りたい方は是非どうぞ。
次回日程はまた決まり次第発表します。

ではでは。

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そしていいとこ見せようとしてコケるの図。。。
この日唯一の転倒でした。