つらつら:壊れるのは嫌い(2016.2.18)

物を壊すのは嫌いなんだけど、どうしても壊れてしまうので悲しい。

okp160214-1

後ハブのフリー(走ってる時にペダル止めても空転してくれる機構)のツメが割れました。
僕は、このフリーの4つ付いてるツメのうち、2つだけにしてデチューン(ラチェット=引っ掛かり数が半分)してたんだけど、今回割れたのはそのうちの1個。
つまり、ツメ1個だけで乗ってたんだねー。。。最後の1個が壊れる前に気がついて良かった。

なんか感触が変だなーって思って開けて見たら案の定。
このツメだけでは手に入らないし、フリー本体まで一緒に買うととてもお高い(チタン製)。
で、よく似た機構の不良品で使わないハブをバラしてみたら同じ様なの使ってるじゃありませんか。しかもツメは3つ付いてる。

1つだけ残ったツメと、3つの外してきたツメ。
これは何かの啓示だろうと、久しぶりにツメ4つを組み込み、カタログ値通りのラチェット数に。
乗ってみると若干鬱陶しい感じがするけど、元はそれで乗ってたんだからそのうちなんとかなるだろう。。。次の出番はまだ先だし。

しばらく足慣らしだなー。

==

どう見たって壊すような乗り方をしているのに、実はモノが壊れるのが嫌いな性分。
なので壊しそうな事を見てるだけでハラハラしてしまう。

身近な所でいうと、ドアを閉める時に音が大きかったりするとドキドキする。階段を下りる時の足音が大きいのもダメ。

自転車だって走ればタイヤは減るし、ペダルを踏めばチェーンやスプロケットは摩耗するし。飛んで着地すれば各部にダメージは蓄積するんだけど、それは本来の目的の想定範囲内の消耗なので平気。。。らしい。自分でもよくわからない。
でも、ライディング中に壊れるような大きな力が加わる時には、その力を逃がそうとして自分がコケるなんてこともある。おかげで自転車は長持ちするさ(笑)

性分なのだからしょうがない。

これには悪い面もあって、いつまでたっても「耐える」という動作が馴染まない。
力に対してカラダが耐えれば、その力は自転車にかかるからね。
競技をやってる時にはそれもある程度できたんだけど、離れてからはさっぱりさ(笑)

で、耐えれないので、カラダを大きく動かして力を作ったりいなしたり。
動きは人よりもオーバーアクションになるんだけど、これがスクールなどで手本をする時には重宝してしまうので、世の中何が役に立つのかわかりませんなぁ。。。ということで。

==

あ、壊れるのが嫌いな原因のひとつには、修理が面倒くさいってのもある。
修理するまでは乗れないからさ。
だからパーツは壊れない&部品調達が簡単、というのが条件の上位。
それもあって自転車壊れないってのもあるんだけどね。

ほんじゃまた。