報告:キッズMTBサマーキャンプでした

okp150811

『キッズMTBサマーキャンプin白馬』のコーチ役を終え帰宅してます。
何度か途中経過を報告しようと思ったのですけどね。なかなかまとまった時間もなく。。。で、まとめて報告。

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『キッズMTBサマーキャンプ』は毎年この時期に白馬さのさかで行われるマウンテンバイクの合宿?です。→サイト
昨年までは2〜3日のスポットで喚ばれてましたが、今年は初の全期間参加。
豪華なコーチ陣と30人程の小学生・中学生と毎日マウンテンバイクに乗ってトレーニング。子どもたちの元気さにこちらが負けてしまいそうでした。

主にトレーニングをしたのは白馬スノーハープ。長野冬季オリンピックのクロスカントリースキーの会場でもあり、いまMTBの公認クロスカントリー競技の会場にもなっているところ。

今年は日中のマウンテンバイクトレーニングの他に、夕食前後に英会話レッスン(講師エドウィンの進行がものすごく楽しい)があったりして、ホントに盛りだくさんでした。

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毎年参加しながら、この年代(といっても幅広いですけど)に必要な事、覚えておくと良い事はなんだろうなぁと考えます。

スピードや耐久力系の指導は現役レーサーでもある他コーチにまるっとお任せして、僕は僕のできることとして、全く基本的な『意識と身体を向ける』『自転車と一緒に進む』にほぼ終始。
ほんっとに基本だけど、連続したコーナーや、角度(斜度)変化の大きな場所や、それらが複合したところなどでも自然と動けるように繰り返して身体に染み込むように走ります。

まあ、やったことは意識してなかったところを意識させるくらいのこと。
子どもたちはスルスル吸収していきました。

課題に対して自分のできる/できないのボーダーラインを見つけ、それを少しづつできる側へ拡げていくような。
最初はちょっと臆していたような急な下りも自信を持ってこなせたりしました。
こういう小さな成功体験を積むことで、今後そうしたところに刺しかかった時にでもリラックスできるので、レース的に見ればスピードも上がるし余分な体力の消耗も防げます。またレースじゃなくても、ちょっとだけ先の目標をクリアする喜びを覚えてもらえたんじゃないのかなと。

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陰の立役者。

宿のおじさんおばさんたちは参加キッズのことを「うちの子が〜」って言います(笑)
様々な配慮を頂き、またトレーニングの時の補給水やサポートまで、ほんとに家族のように子どもたちのお世話をして頂けました。

 

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このキャンプ後、そのままスノーハープでは「全国ユース選抜マウンテンバイク大会」が行われました。キャンプに参加した中にもこれに出場した子が何人もいます。
試走を終えたみんなに感想を聞いてみたのですが「楽勝!」との事。
僕はレースを見ずに帰って来てしまったのですが、レースのリザルトはチェックしましたよ。
それぞれの結果を受入れ、自分をどうアップデートしていけばいいのかを考えてみて下さいね。
その時に、キャンプで学んだこと、実践したことがお役に立てればいいなと思います。

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じゃ、みんな、またどこかで。