報告:寺子屋晴れました(2014年12月)

ヘタすれば雪?と心配された寺子屋も、朝になれば青空。
寒さも心配したほどではなく、半袖になるひとまで出る寺子屋でした。
半袖になったのはひとりでしたけどね(笑)

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半袖で頑張る参加者さん♪

寺子屋では、参加者それぞれが目指す事に対し、僕が練習方法やアドバイスを送ります。ですから、参加者は自分のやりたい事だけを練習できるようになっています。
もちろん、その目標までの過程で覚える事なども提案。
「ジャンプがしたい」「突き出しで高さを出したい」「ウィリーしたい」から、「とにかくなにかできるようになりたい」という方までいろいろ。
一番多いのは「マウンテンバイクを操る為の基礎・基本」ですけどね。

この日も様々なご要望を頂きまして、実際に乗ってる所を見たり、見せたり、動きのイメージをつかんでもらえるよう言語化したり、感覚を掴んでもらえるような「地味」な練習をしてもらったり。。。
みなさん、とても熱心に練習してました。

参加された皆様おつかれさまでした。

以下、この日の事を羅列。

・小学校3年生、ウィリーに挑戦。
もう一年以上来てくれてる小学3年生(8の字はもう大人より上手い)がウィリーに挑戦。体格と自転車の大きさ(重さ)から、サドルに座らないウィリー。
最初にとても地味な「足を着いてのこぎ上げ」練習にも耐え、最終的にペダル一回転くらいはウィリーで走れるようになりました。えらい。

・左右均等ジャックナイフターン。
シーソー(前後を交互に浮かせるスタンディング)が続くようになったので、故意に左右に振る事を覚えたらさらに続くだろうということでジャックナイフターン。
まずは利き足(前足)側から練習。ハンドルの水平に注意して後輪をカラダの下で上から落とす。あっという間にクリア。
反対もできるようになったらいいですねぇ。と言ってたら、できてしまいました。
反対側へ後輪を振る時、ペダルが逆回転してしまう人が多いけど、そうならないのは両ペダルにしっかり足が乗っている証拠。

・突きだし
午前と午後、それぞれひとりづつ「突きだし」希望の参加者。
「突きだし」は、段差の上に前輪を乗せた状態からホップし、段差の上で後輪で立つというテクニック。→動画
トライアル系ライダーの脱初心者テクニック?です。
突き出しは、飛ぶ前にどこへ自転車を押すかに全てが詰まっているといっても過言ではない(と思う)ので、そこをみっちりと。
もう一点はペダリングで、足全体でペダルを踏んでるとカラダがジャンプできない。
お二人とも、違うアプローチからペダルへの入力のコツを覚えてもらいました。

・基礎としてのジャックナイフ
寺子屋でアクション系を希望される方には最初に必ずやってもらうジャックナイフ。言うまでもなく後輪を浮かすテクニックですね。
その目的は、後輪を浮かす事以上に、前輪にカラダを預ける感覚を身に付けてもらう事。そして自転車上でカラダを前後に動かす基本になると考えています。
この日初めての方も、ジャックナイフ・ジャックナイフからのフロントリフト・ジャックナイフターンと、段差登り20センチまで進みました。

・年配の方も
久しぶりに参加していただいたご年配の方。
これまでにジャックナイフ〜シーソーまではマスター。本日はウィリーに挑戦。
伝えれば伝えるほどスゥ〜っと飲み込んで、危なげなく上がるようになりました。
こうした遊び用の自転車を注文されたということで、これからも楽しみ。

・言語化とリズム
動作を伝える時に、言葉からイメージが伝わる方と、見たイメージで伝わる方がいます。
言語はお互いの言葉の意味や語感・認識のすり合わせもあり、こうした事を考えるのは大好物なのでとても楽しい(笑)
実際は、言葉から視覚的なイメージを作っていく感じなのかな。
段差やジャンプはタイミング・リズムも大切。これを上手く伝えられるようこれからも考えていきます。

ジャンプでバックサイドを意識するイメトレ

なんだか長〜くなってしまいましたね。
とても楽しくワイワイとやっていたので、翌日になった今もカラダが怠く、まとめる気力が湧かない・・・。

まあ、個々のお役に立っていればうれしいな、と。

次回の予定はもうちょっと待っててね。

 

以上。