雑記:「落下」と「カラダ」

okp141113

帰り道に立ち寄った定光寺公園。まだ登り坂があるのかぁ・・・としばらく黄昏てました。

先週の話です。
ひさしぶりにタラタラと道路を乗ってました。
ちょっと回復走とあちこちご挨拶も兼ねて多治見から瀬戸まで往復。
40kmくらいかな? 29インチブロックタイヤでのんびりと・・・とはいかず、上り下りの激しいルートで無茶苦茶時間かかりました(笑)

幕張の出番以降、なかなかカラダが言う事を聞かなくてね・・・。
なんとか関節部などの痛みが抜けてからの回復走。

僕がショーやトライアルをする時って、カラダを動かす疲労ももちろんだけど、着地とかの衝撃もカラダへの負荷になるし、それは決して小さいものではないのです。

自ら身体を動かすことで発生するカラダへの負荷を「能動的負荷」とするなら、着地によるカラダへの衝撃などの負荷は「受動的負荷」とでもいいましょうか。
「能動的負荷」に起因する疲れを「疲労」と呼ぶならば、「受動的負荷」によるものは「ダメージ」とでもいえばしっくりする。自分では(笑)
で、考えてみると実際の運動ってこの二つを織り交ぜたものですね。

運動に慣れていない方に「ウォーキング」や「サイクリング」が推奨されるのはこの「受動的負荷」による「ダメージ」が少ない運動だから。
筋力が増え、支える力もしっかりすれば徐々に負荷の大きな運動に移行するように奨められると思います。

でも、高い所から飛び降りたりするのって、着地の衝撃(受動的負荷)が大きい。
飛び降りるまでの動作って大した事ないけど、落ちたらその落差(位置)エネルギーを受けるカラダ各部には相当なダメージが積もります。

外部からの力(受動的負荷)に対しては、筋肉だけではなく、腱・関節部への負荷も大きくなりますから、力が大きな場合はそれらの箇所もちょっとづつ傷つく。
要は筋肉や腱や関節部の小さな怪我のような状態。

もちろん、能動的に動いた場合にもハードであれば同様の事が起きるんだけど、受動的負荷の場合はそれ以上の負荷がかかりやすいということ。

実際、トライアル競技のルールでは年齢に応じた飛び降り高さの制限があり、こうした事による怪我やスポーツ障害の防止を図っています。
大人でもちょっとづつ慣れていくようにした方が良いんじゃないかなと思います。

で、ショーの時の僕はこの「ダメージ」をたくさん受けるので、ロングライドとかの疲労とも違う痛みや倦怠感があるし、回復にも時間がかかるのかなぁと。

いやね、先週書いたような話をある人にしたら、「ぐうたらしてないでさっさと動け」ってお言葉を戴いたので、ただの筋肉痛だとか疲れたとかじゃないんだっていう言い訳をしたかったんだね(笑)
まあ、カラダが動くんだったら軽くでも身体を動かした方が回復は早いはずなんだけど、あの倦怠感の中でなかなか動く気にならなくてねぇ・・・。

今後はショー程度の負荷に負けないカラダを目指して精進します。

じゃ、また。