キッズ向け「自転車で遊ぼう!」の翌日はアダルト?向け「寺子屋」でした。
寺子屋は毎月行っている参加者それぞれが、それぞれの目的に向けて練習する会。
僕は、参加の皆さんの中を回遊魚のように回りながら、練習方法の提案やテクニックの見本、現状の確認とできない理由の推察と改善点のアドバイスなどを送るという形の個別練習会です。
→寺子屋ページ
ちなみに目的が「基礎」で申込みされると「8の字」の深遠な世界に誘われた後、ジャックナイフをし、その後、参加者の自転車遊びで役に立ちそうなテクニックに進みます。
ただこれも、個人個人の成長度によって進捗は変わりますし、特定の感覚を身に付ける為に他のテクニックや練習を間に挟んだりもます。
今回は「基礎」の途中に「スタンディング」や「スラローム」を途中に挟んだり。
寺子屋での「8の字」は身体の位置や方向、自転車とのシンクロなどの習得にとても効果的だと考えてウォーミングアップなどにも導入しているのですが、相当に「地味」なんです。はい。
目的を「基礎」の他「やってみたいテクニック」を何かひとつ伝えていただくと、地味な練習の他に動きのあるテクニックも練習できます。伝えていただくのは当日でもOK。遠慮すると損しますよ。
もちろん「基礎こそ大事!」と、ずっと基礎を練習される方もいます。
それはそれで坂の上り下りや、キャンバーターン、小さな段差のぼりなどに進んでいただいています。
>>今回あったいろいろを、以下に書きだし。
>> 自転車が変わったら大成長。
以前から参加の方で、自転車を乗り換えた方がいて、それはもう目覚ましい成長が見られ、身体と目的に合った自転車の威力を改めて確認。相性も良かったんでしょう。
あまりの成長ぶりにちょっと性急かな?と思いながら、以前はちょっと危なっかしかったジャンプを飛ぶ練習をしたらするっとできてしまいました。すばらしい。
自転車の「設計意図」がガラッと変わった(エンデューロ→ストリート)ので、自転車に対して意識する身体の位置も変わりました。
以前と同じ位置で「立つ」と身体が自転車に対して後ろに位置するようになってしまうので、頭の位置を常に意識すると良いと思います。
>> 寺子屋初の高い段差。
寺子屋では始めて80cmの段差のリクエスト。
視覚や身体感覚の慣れが必要な高さです。
身体は十分高さが出ていたので、あとは「動作を始めるタイミング」と「顔で段差上面を捉える事」、「後輪が上った時の身体の位置までイメージが途切れない事」ですね。
こうやって書くとけっこう沢山在る気がしますが・・・頑張ろう。
>> ちゃんと規格を確認して取り付けましょう(笑)
ディスクブレーキの取付アダプターが違うものがついていて、パッドが半分しかあたっていない状態でした。
時々、寺子屋でこうした事や、どこかの弛みなどが発見されますね。
別途、個別メカニック相談でもやろうかな。
>> 自転車の角度と身体の位置
前輪を段差の上に置くと自転車の角度が変わり、ハンドルが高い位置になります。
高くなったハンドルが身体の動作を妨げる事があります。
角度が変わると(自転車に対して)身体の位置や動く方向も変わっちゃうんですよ。
>> ウィリー
MTB日和でも触れてますが、基本「イチ・ニ・サ〜〜〜ン」のリズム大事です。
あと、上半身と下半身の動きをこのリズムに合わせれば随分省エネなウィリーになります。で、なりましたね。もうちょっとです。
>> 「利き足」について
「利き足」は、概ねサッカーボールを蹴る足ですが、反対だというライダーも少なからずいるので油断できません。
実際に自転車で何かをしてみてやりやすい方を選ぶのも良いと思います。
僕は剣道部だったので、そのスタンスをそのまま持ち込んだので迷った事がなく、この件はいつも課題として引きずっています。
先月に引き続きまた雨が心配されましたが、一瞬ぱらついただけ。
動いてると相当温かく、汗だくになっている方も。
そろそろ運動が楽しい季節ですね。
あとは花粉さえなければ言う事ないのですが。。。
次回は4月6日(日)です。
ご興味ある方は是非どうぞ。