12/8「全日本シクロクロス選手権大会」を観戦に行ってきました。
会場は滋賀県マキノ高原。
僕にとっては10年くらい前「さらさカップ」というMTBエンデューロ&トレランのイベントに関わって以来という懐かしい場所。
そもそも、シクロクロスに興味を持ったのは今年9月。
松本「カスティールサイクルクロス」のエキシビジョンレースを見てから。
この松本でシクロクロスな皆さんとの出会いがあり、主にテクニック面(シケインをどう越えるか等)で猛烈に興味をそそられ、近くで開催されてるレース見に行ったりしてました。
で、今回『全日本選手権』を観戦。
『全日本選手権』というのは、この一戦でその年の全日本チャンピオンを決めてしまう大会なわけです。シクロクロスの公認レースはこれが初の観戦。
もちろん選手の皆さんの気合いの入り方が違います。
だってこれに勝てば『全日本チャンピオン』ですもの。
競技から離れた身には、選手達の気合いが心に沁みます。
コースは、広大な芝の斜面を上り下りしつつ、地形を利用したセクションを配置。
急な斜面での折り返しや階段
当然押しです。
こうした場合にも左右の降り別けが出来るように練習しないといけないんだそう。
斜面によっては逆に降りないといけない。
シケイン(コース状に板が立ってる)を自転車持って飛び越えるのも大変そう。
それにしても『スタート後に周回数が決まる』システムはやっぱり不思議。
※1周目のタイムから逆算して競技時間にあわせた周回数にするそうです。
コースのあちこちに自転車から降ろす&担いで走る事を前提にした箇所があるのもなんだか理不尽に感じる←トライアル目線(笑)
ブラケット(ブレーキレバーの所)しか持たない選手と、あちこち使い分ける選手がいて面白い。それぞれの得意やポジションも関係あるんだろうけど。。。
それにしても選手が乗り降りするのが速くてスムーズ。
しかしタイヤの空気圧が低い。コーナーでブリブリしてる選手も。
いろんなトラブルが目の前で起きます。
下り直線で手が外れて転倒、タイヤが外れて転倒、オーバーランで杭に激突・・・。
「ああ、なるほど、あの人が言っていたのはこういう事か」
と、ひとり納得しながら観戦していました。
男子エリート優勝は竹之内悠選手。3連覇。
2位争いはゴールスプリントまでもつれ込み、結果2位小坂選手、3位沢田選手
女子エリート優勝は宮内佐季子選手。昨年に続いてV2の達成。
選手の皆さんの真剣な走りを目の当たりにして、僕も身体動かしたくなってしまいました。
真剣に取り組んでる人間の『気合い』って人を動かすんですね(笑)
スポーツってその場をまっすぐに見れば心を動かすものがあると思います。
真直ぐなアスリートに触れ自分ももっと貪欲にやっていこうと思ったのでした。
おしまい。