意識って

「どうやっているか」と「どうすればできるか」は違う。
そんなことを思いつつ、先日は今月二度目の寺子屋でした。

今回はMTB基礎が4名とトライアルが1名。

基礎の方は前半に念入りにコーナリング。
ペダルの高さを揃えた状態で、左右差の無いようにコーナリング。
曲がるってけっこう面白い。
身体のどこをどこに向けるかって事を意識するだけで曲がってる感覚が物凄く違う。それを自分で気が付けるようになれば1人でも練習できますね。
後半はそれぞれに別れて段差や木材を置き、登ったり越えたりドロップオフしたりの「縦の動き」練習でした。身体をどこに動かすのか、とか、どういうリズムで動くのか、とかを見本に説明を交えながらの練習。

トライアルの1名の方は、ダニエルのペダリングと横飛び。
修正点は「顔の向き」でしたね〜。顔の向きって姿勢を結構変化させるんですよね。目線だけでなく、ちゃんと「顔を向ける」ことが、よりその箇所・場所へ意識を向けることにもなります。
横飛びの練習もちょっと掴んだ様子。目標物を置くと、意識を向ける事ができ、またちゃんと後輪が動いているかを確認出来ます。

簡単に「意識」なんて書いてますけど、これ難しいですね。

変な例えですが、胸筋をピクピクさせれる人が、ピクピクできない人に「胸筋に意識を向けて」って言ったって出来ないよね(僕は言われたけどできなかった。腕の筋肉が動いちゃう。そもそもできるほどの胸筋がないという・・・。)
自転車でも同じこと(?)で、どこに意識を向けるのか、向ける為には身体をどうすればいいのか、それによって何が起こるのか、を言葉だけではなく感覚も伝える事ができればいいなぁと思うのです。
ショーにしてもスクールにしても、この事はいつも考えるのでした。

朝のジョグから

朝のジョグから(写真撮ってなかった・・・)