寺子屋でした。
全員が先月から連続で参加される方。
なんだか嬉しいですね。
そのうちの1組の親子さんの内容がお任せだったので、珍しくジャンプ台を使ったジャンプをしてみました。
まずは低い段差のドロップオフ、その後、簡易ジャンプ台(スロープ)。
前輪がリップ(飛び出し口)から抜けた後、後輪をリップまで走らせる練習。
最初にこれを練習するのとしないのでは、Rのついたジャンプに入った時に後輪を弾けさせて転倒というリスクが相当少なくなると思います。
で、その後そのまま小さなジャンプ台にチャレンジしましたが、1回も転倒する事なくなかなかのジャンプをしていました。よかったよかった。
寺子屋などのスクールで、自分に出来る事をやった事のない人に対して伝えるのに、1から言葉にして順序を構築していく作業は難しくも楽しい作業。
その「1」の在りかが人によって違う事を前提にする事が大切で、ピタリとハマる時はまだしも、ハマらない時には違う入り口を提示できるかが、手腕の問われる所。
自転車で何かする時には、「自転車」「身体」「路面」「時間」などの要素が絡んでいます。
どのタイミングで、どこに何があるのか。特に最終的ににどこにどのような形でいるのかをイメージし、そこに至る道程を考えます。
伸び悩む人は、過程の形に強く意識が向いてしまって、最終的にどうなっている状態なのかのイメージが薄い事が多いように感じます。
例えば、ジャックナイフでいえば、後輪が上がった所まではイメージしていても、着地については明確なイメージがない、なんて場合ですね。ジャックナイフの着地で大きなガチャン!という音がする人は、着地までをイメージし動作を起こす事で着地後も安定します。
偉そうに書いてしまいましたが、僕もまだまだいろんな事を試しながら、「伝えるイメージ」をたくさん作りたいなと思っています。
という事で寺子屋はこれからも続くのでした。
寺子屋→http://www.route-okp.com/school/terakoya