令和6年元日、岐阜の家でのんびりと昼寝をしていたら地震。
震源は能登。津波の心配、市街地の火災や倒壊などもあり、まだその被害がどこまでのものなのかは不明です。
災害に遭われた方が無事に生活を取り戻せることを願って止みません。
なによりもご自身を大事にしてください。
追加情報などを見つけては記事中に情報先のリンクなどを貼っています(最終更新 1/10)
見にくくなっていますが、どうかご勘弁ください。
==
一夜明けてこのブログを書いています。
なにか役立つ情報はないかと検索したことと、これまでの災害などから学んだ事などを書き連ねます。
■ 各県公式の災害情報と支援について [2024.1.3 21:09 更新・追加]
・石川県|目的別・令和6年能登半島地震に関する情報
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/saigai/202401jishin-mokutekibetsu.html#hisaisya
・富山県|令和6年能登半島地震に係る富山県内の情報
https://www.pref.toyama.jp/1900/bousaianzen/noto_jishin20240102.html
・福井県|令和6年能登半島地震について
https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/kikitaisaku/ishikawanotojisin.html
・新潟県|地震に関する情報(被害状況・お問合せ先)
https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/kikitaisaku/240101jishin.html
震源地近くで地震に遭われた皆さまは、現在大変な状況かと思います。
この状況下でご不安なことと思いますが、すでに消防・警察・自衛隊の皆さんが救助に向かい、行政がサポート体制を構築してくれます。
しばらくは不自由があるかもしれませんが、これまでの災害の経験によって様々なサポートが届けられる体制ができており、それはすでに始まっています。
■ NHK|総務省消防庁 「緊急消防援助隊」約1700人 石川県へ出動要請
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240101/k10014306111000.html
避難先では一時的にせよ狭い範囲に人が集まることが多くなりますよね。
昨年からまた増加していたインフルエンザやコロナ、他の感染症の拡がりも懸念されます。
この状況下でなかなか難しいと思いますが、できるならば気にかけていただければと思います。特に外から現地に入る方は持ち込まないようにマスク・衛生用品など必要だと思います。
■ 避難所における感染対策 留意したい7つのポイント
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/8479f666ed54702db65fcaa998cac5ea172f3155
被害に遭われた方には、今後の生活などについて不安を持たれている方もいらっしゃると思います。
この国には被災した時に使える経済支援制度などが準備されています。
[2024.1.3 1:50 情報をより詳しいものに差替え]
■内閣府|被災者支援に関する各種制度の概要(PDF形式:1.39MB)
https://www.bousai.go.jp/taisaku/hisaisyagyousei/pdf/kakusyuseido_tsuujou.pdf
* ページ数多くて見るのは大変ですが、被災された方が利用できる様々な支援が掲載されています。各種相談先なども。
[掲載場所]■ 内閣府|被災者支援[防災ページ]
https://www.bousai.go.jp/taisaku/hisaisyagyousei/seido.html
■ ひさぽ(被災者支援情報さぽーとぺーじ)
支援制度など被災者支援情報をご紹介するページ
*手続き手順などが紹介されています
http://naganokai.com/hisapo/
[2024.1.4 10:44 追加]
他、これまで災害時には特別支援法なども整備されていますし、各自治体でも支援を準備されています。
保険などに加入していれば、それも活用できますね。
(罹災(りさい)証明のために片付ける前に写真などに撮っておくと良いそうです)
あとは、寄付を基にした義援金なども。
被害の大小に関わらず、できる限り利用して少しでも楽をしてくださいね。
[2024.1.5 17:25 追加]
■ 石川県|住宅に被害を受けた方へ
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/saigai/202401jishin-mokutekibetsu.html#jutaku
[2024.1.5 17:20追加]
■ 富山県|被災者の生活確保
* 見舞金、生活福祉資金や住宅復興資金などの貸付、住宅の一時提供など
https://www.pref.toyama.jp/1900/bousaianzen/noto_jishin_shien.html#seikatu-sien
受験・進学を控えている方も今回の災害によって就学にも経済的な不安が生じるかもれません。
ですが、通常の奨学金制度もありますし、国からも災害に遭った際の進学・学生生活のサポートがあります。
また、これまでの震災では、国の他に各都道府県・自治体・民間、そして学校から学生へのサポートが実施されてきました。
※ 「震災 進学 支援」などで検索すると、過去の支援について確認できます。
例)「熊本 震災 進学 支援」で検索
これらは今すぐというわけにはいかないとは思いますが、こうした支援が整備されたら是非利用してほしいと思います。
■ 例)被災したら…子どもの教育や進学への影響は?利用できる支援制度を解説!
https://www.bosai.yomiuri.co.jp/article/4084
支援は「被災者支援に関する各種制度の概要(PDF形式:1.39MB)」にも載っています。
[2024.1.3 20:55 追加]
■ 文部科学省|令和6年能登半島地震の影響を踏まえた大学入学共通テストの実施について(大臣メッセージ)1月3日
https://www.mext.go.jp/b_menu/daijin/detail/mext_00443.html
[2024.1.10 14:48 追加]
■ 大学入試センター|令和6年能登半島地震に関する令和6年度大学入学共通テストにおける
特例措置の実施について
[要約]
・被災した受験者が1/13-14 日に実施する本試験を受験できない場合、1/27-28に実施する令和6年度大学入学共通テストの追試験において特例措置を実施
・追加試験会場を従来2校の他に追加→石川県 金沢大学角間キャンパス試験場
① 石川県に本試験場を指定された者の追試験場
→全ての追試験受験申請者を金沢大学角間キャンパス試験場に指定
② 新潟県に本試験場を指定された者の追試験場
→東京外国語大学試験場(従来追試験会場)に指定
③ 富山県、福井県に本試験場を指定された者の追試験場
→京都工芸繊維大学試験場に指定
④ その他上記4県以外に本試験場を指定されているが、今回の地震で被災するなど特別な事
情があると認められる者の追試験場
→本試験で指定した試験場の地区に基づき、指定された追試験場
※詳細は→こちら(PDF)
[2024.1.4 20:05 追加]
■ 日本学生支援機構|令和6年能登半島地震による災害により被害を受けた学生等への支援策について
https://www.jasso.go.jp/about/press/jp2023010401.html
[記事内見出し]
1.給付奨学金(家計急変採用)/貸与奨学金(緊急採用・応急採用)
2.減額返還・返還期限猶予(*奨学金)
3.JASSO災害支援金(*住宅半壊以上や1ヶ月以上の避難勧告の場合10万円支給・返済なし)
[2024.1.10 14:53 追加]
■ 大学プレスセンター|「令和6年能登半島地震」に関する主な大学の対応について(1月9日 17:00更新)
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52360.html
※ 各大学の対応についてのリンクがわかりやすくたくさんあります
こうした公的・民間支援などを遠慮なく利用し尽くし、いまの困難をなんとか乗り越えていただけることを願っています。
==
このような災害の時、必ず出てくるのが「デマ」と「詐欺」です。
すでにSNSや動画投稿サイト上では出元の怪しい情報が流れています。
こうしたデマや紛らわしい情報を流す人は、ただ目立つためだったり、不安を煽って自分に依存させて取り込み何らかの利益を得ようとすることもあります。
SNSなどではブロックを、実際に身近にいるなら距離を置くなどをしてご自身を守ってください。またお金が絡むことは一旦親族や以前からの知人などに相談すると良いかもしれません。
[2024.1.5 9:50 追加]
■ NHK|地震被害便乗 悪質商法に注意を ブルーシート高額販売業者確認
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240104/k10014308971000.html
内容が重なりますが、寄付や支援などで目を引いて詐欺や団体への取り込みなどがこれまでの災害時に起きています。
これは、被災された方々の他に、災害の情報に触れて「何かをしたい」と気がはやる方も対象になります。
支援・寄付などは、その母体が公的なものか、信頼できるものかをしっかりと見極めてから行うようにした方が良いと思います。今このブログを見ているその端末で検索すればその団体が実体のあるものかを確かめられます。
[2024.1.5 17:20 追記・更新:石川県追加と赤十字社本社開設に伴う表記変更]
● 石川県|令和6年能登半島地震に係る災害義援金の受付について
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/suitou/gienkinr0601.html
● 日本赤十字社|令和6年能登半島地震災害義援金
「被災地全域」と「地域限定(石川・富山)」の寄付を選べます
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/20240104/
● Yahoo!基金|令和6年能登半島地震 緊急支援募金
https://donation.yahoo.co.jp/detail/1630064/?cpt_n=share&cpt_m=thanks_1630064&cpt_s=tw&cpt_c=share_thanks_1630064_tw
● 曹洞宗|令和6年1月1日に発生した地震で被災された方がたにお見舞い申し上げます
https://www.sotozen-net.or.jp/teqw/20240102_1.html
● 他にも今後公的団体などで義援金窓口が立ち上がると思います。
==
被災地外からの物資を送る支援やボランティアは、これまでの災害でも何度も課題になりました。
よくあげられるのは「折り鶴」などの「気持ちを届ける」ものです。その気持ちは素晴らしいと思うのですが、置き場や仕分けなどの問題で現場の手を煩わせてしまうことが挙げられています。
折った鶴は写真に撮ってSNSなどでお届けし、実物は自宅に吊るしてお祈りの対象にするのも良いのかな、と思います。
食品や服なども衛生管理や仕分けの手間が大変なことになります。
必需品は、国からプッシュ型で被災地に届く体制が整えられ、またこれまでの災害では民間企業などから支援などの例も多くあります。そうした支援ではまとまった数をしっかりした梱包で届くので、仕分けの手間などが少なく現地の手を煩わせずに済みます。
また、しばらくは直接持ち込むのも交通渋滞の発生など救命活動の妨げがあるので止した方が良いでしょう。
民間企業にお任せしてしまうのもなんだか人任せみたいでモヤモヤするかもしれませんが、まずは現場の混乱を抑えることが優先でいいのではないかと思います。
少なくとも、道路などのインフラが再整備され、送る先がしっかりと確保されるまでは個人や数人でまとめた物資を送ることは控えた方が良さそうです。
現地での作業ボランティアも、余震と救護活動が落ち着き、現地の受入れ準備が整うまでは控えた方が良さそうです。
また2016年の熊本・大分の地震では、最初の震度7の地震の2日後にもう一度震度7が起き、被害を広げました。支援のつもりで現地入りしても自身が被災してしまうとかえって現地の手を煩わせることになってしまいますよね。
また現地でガソリンや水・食料を手に入れようとすると、そもそも不足しているので現地の方がそれを手に入れるための時間と労力が増えてしまいます。
ボランティアは、必要な時に各自治体のHPなどで募集をかけますから、その時まで待ったほうが良さそうです。
[2024.1.3 21:06 更新]
■ 石川県|被災地を支援したい方へ
[*追加時現在では 受入準備がなく支援をとどまるようにとあります]
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/saigai/202401jishin-mokutekibetsu.html#shien
■ 富山県|被災地を支援したい方へ
[*追加時現在、3市でボランティアの募集を開始しています]
https://www.pref.toyama.jp/1900/bousaianzen/noto_jishin20240102.html#shien
==
震源に近い志賀原子力発電所や柏崎刈羽原子力発電所の放射線量を心配する声をSNSで見かけました。
基本的に日本の原子力発電所は公式HPの中で放射線量をリアルタイムで掲示しています。
■ 北陸電力|志賀原子力発電所リアルタイムデータ表示
http://atomic-monitoring.rikuden.co.jp/map
■ 東京電力|柏崎刈羽原子力発電所/リアルタイムデータ
https://tepco.co.jp/kk-np/monitoring/mp-j.html
少なくとも今に至るまで特に大きな変化はありませんね。
今回の震源に近い志賀原発は、もっと大きな揺れも想定された設計になってるとのことで今後も昨日以上の揺れが起きなければ特に心配しなくても大丈夫と思います。
==
どうかご安全に。
この困難をご無事に乗り越えられますことを願っています。
いまの僕からはこれだけです。