11月20日にあちこちにアップした短い1分動画は、『未使用カットを集めて編集した動画』でした。
「撮っておけばそのうちなんかに使うだろう」って撮ったけど結局使われないままなカットが溜まったので、それを集めて編集して1分にまとめたもの。
使わなかったor使えなかった理由はいろいろあって、時間の都合とか尺が長くて入れにくいものとか、あと使う気満々で撮ったけど編集してるうちに「これ単品だと面白くないな」みたいな感じでお蔵入りになったものとか。
…もともと、そういうのを素っ気なく出すためのこの「短い動画」だったはずなんだけど、いつも間にかいろいろ手をかけるようになってきていて、、、なかなか思うようにはならないものです……。
動画の中でやっていることは、そんなに派手だったり凄かったりすることはないのですが、編集してみればそれっぽく見えるんじゃないかなと思ったんですがいかがでしょう?
とりあえずストレスなくみてもらえれば個人的には成功だと思ってます。
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今回収録されてる中で、最近初めてやってみたのが「段差で背中でゴロンとしながらターン?する」カット。
「背中ゴロン」は、ずっと昔に似たようなことをショーの前説で思いつきでやってみたけどできなくて、お客さんに向けて「練習しとくから」って言ったのを思い出したのがきっかけかな。
でも、編集中にDanny MacAskillの動画で似たようなのがあるのを思い出して、昔に思いついたのもおそらくその影響だな、と。
■ Danny MacAskill | Imaginate → https://youtu.be/Sv3xVOs7_No
3:20くらいからののバランスボールに背中から着地してターンする短いカット。
やっぱり本家は、思い切りもいいしキレもいいね。
僕のはこれをもっと安全で簡単にできるようにモデファイした感じになってる。
一旦自転車を高く持ち上げてるのは、そのあと後ろタイヤ着地→起き上がる勢いをつけるため。格好つけてるわけじゃないです。
段差はホィールよりちょっと高いくらいの方が楽にできるかなぁと思います。
ちなみに、時期と服の素材を考えないと背中が植物の種まみれになります(なった)
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あと、改めてやってみたのが「欄干に座る」で、これがなかなか成功しなくて大変でした。
何しろ欄干の後ろはそれなりに落差のある川で、失敗してひっくり返ると頭から落ちるので、地味に怖い&危ない。なのでどうしてもちょっとコシが引けてしまっていたのです。
これの元ネタは自分。大昔に思いついてやってみたことを改めてやった感じ。↓これ
コツというか「やりやすい場所」は、後ろタイヤを当てる壁が垂直になっていると良いみたいです。高さも車輪よりも高い方がやりやすい。
やってみてわかったんだけど、壁が少しでも斜めになっているとおしりの高さでは水平距離がのびておしりが届かないし、届いたとしても元の位置に戻りにくい。
やっておいてなんですが、後ろにひっくり返ったら危ないところではやっぱりやめた方が良いです。危険なのと、怖さで失敗率が上がるので効率が悪い。
まあ、こんなことやってみる人がいるかはわからないけど一応ね。
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自分で地味に気に入ってるのは、マニュアルで90°曲がるカット。
地面に書いてある白線に沿うように走ってみた。自分ではかなり上出来の部類。
曲がった後は失速してペダリングしてるけど、それはまあしょうがないことなので。
昔かなりマニュアル苦手だったので、なんか成長した子を見てるような気分です。
とまあ、個人的にナンバーワン自己満カットなのです。
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短い動画はYouTubeの他いくつかのSNSにアップしている都合で動画の長さは1分。
その長さに収めるのにいろいろと弄ったりするのは楽しく、例えば一つのカットをコンマ数秒削るだけで変化が出たりするのに気が付いたり。
なんの変哲もないカットもあえて入れ込むと流れが良くなったように感じたりとかも。
いろいろいじくりまわしててもハウツー作るよりも編集に時間がかからないのはいいところだけど、狙って作るとしたらこっちの方がいろんなカットを撮影するのに時間がかかるだろうな、とも。
やってみてわかること、というのは本当にたくさんあるものだなと思いました。
またこういうカットが貯まったら作ってみます。
それでは、また。