11/5にアップした短い動画は『走ってる自転車から降りて、走らせて、また乗る』というものでした。
アップから数日、短い動画シリーズにしては妙に反応が良くてちょっとびっくりしています。(正直「何やってるの?」って反応になるかと思ってた)
これは大昔に見たBMXビデオ(このページの下の方に載せてます)で初めてみたものを真似してみたもの。(元ネタがあればきちんと公開する主義)
これまでちょっとやってみることはあってもうまくできず、きちんと?やろうってなったのは今回が初。
結果としてとても楽しかったです。きれいに足が乗ると特に。
くっだらないことの方がなんだか気分が高ぶるのはなんででしょうね。
ただ、失敗すると自転車もライダーもきつめのダメージを負うので、実際にやってみるのはあまりオススメしません。
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やってみた結果の雑感を以下に。
以前にアップした「立てて停めてある自転車にとび乗る」のと違うのは、片方のペダルを下にしておいてそっちから足を乗せる方が失敗しにくいらしいということ。両足同時に乗せるよりもミスキャッチが減る。←「ハンドルは先に持つ」をしないと倒れてしまうので注意。
自転車を離す時は、ある程度速度がある方が自転車はまっすぐ走ってくれるのですが、その分追いつくのが大変(笑)
速度に関わらず曲がってしまう場合は、ブレーキのアウターケーブルなどがフレームや他のケーブルに干渉していてハンドル(前タイヤ)が微妙にまっすぐ向かない癖があるかもしれないです。
(僕のバイクもこれで、アウターケーブル同士の接触をいじったりして調整したりしました)
それでなくても、自転車は構造上チェーンのついてる側の方が重く、そちらへ曲がりやすい。で、だったら最初からそっちに曲げて走らせたらいいんじゃないかってやってみたのが動画の中盤あたり。
最初は自転車がブーメランみたいに戻ってきたら面白いと思ったんですが、やってみるとなかなかそうはならず……。これについてはまた考えるネタが増えた感じ。
曲がるほどにバイクの傾きが大きく、その傾き速度も加速してしまうので早めにキャッチしなくてはならないというのは今回の発見。
最初のイメージでは、ある程度の速度があれば曲がったまま長く走り円弧に近い螺旋を描くように戻ってくるのではないかと思ったのだけど、一旦倒れ出すと思ったよりも早く倒れてしまいだいぶきつい螺旋軌道になった。この倒れる速度は、車輪単体で転がした時よりも速いように感じたので、自転車のステアリング機構によって曲がる効果が大きために傾く速度が加速してるのではないかとか考えているところです。
これについてはまた今後考えていこうと思います。
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⚠︎ 注意事項
これの注意事項として、失敗すると自転車が想像以上のダメージを受けます。
離れている間に自転車が地面に倒れると、かなりの確率でハンドルがぐるぐる回りブレーキケーブルが折れて癖がついたり。油圧式だと抜けちゃうかも。
ディレイラーが付いている自転車だと、同じくケーブルが折れたりハンガーが折れたり曲がったりするかもしれません。
あとは傷だらけになる。
あと人間の方も動画の最後のように接触して転んだりすると自転車ともつれてかなり痛いことになるし、ペダル踏み外してスネを削ったり、一緒に倒れちゃったり。本当に痛かったです。(フレッシュな体験談)
もしやってみるときには周りに注意し、また怪我や自転車壊さないように気をつけてどうぞ。
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今回のネタは、元にした映像があって、それがEddie RomanのBMXビデオ「Ride On(1992年)」のワンシーン。1992年=30年前!!
※ 映像はノーヘルだったりわりと社会に許容されにくいような内容を含んでます。
このシーンのライダーが、このビデオを制作しているEddie Romanその人。
当時、BMXシーンを映像で広め、その後MTBの映像も。
(上のvimeoは当人のアカウント。以前にこちらの記事でも紹介しましたね。)
この映像では、軽々と飛び乗ったり、後ろ向きに乗ったりしてますが、実際にやってみると自転車から離れた後は普通に乗るのが精一杯。
僕の場合、降りるときも横に降りてるし、ハンドルを先に持ってから乗ってるし、後ろ向きになったりなんかは絶対無理だなって今回思いました(笑)
自転車の違いという言い訳もあるにはあるのですが、やっぱりちょっと悔しい。
すごくないけど面白いネタ。僕も今後考えつくだろうか。とか。
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まあ、今回はこんな感じで。
では、また。