常々思っている事なんですが、
スポーツバイクの外装変速機ってトラブルのタネなんですよ。確実に。
そして、初心者の方が、トラブルは多い。間違いなく。
そういう面倒くさいシステムを今まで野放しにしてきたのは、
この業界の怠慢だといっても過言ではない!
…ちょっと言い過ぎですね、すいません。
もちろん、ちゃんと整備してればそんなに問題は起きないんですが、
普段街乗りでつかっていても、ホコリ、粉塵で汚れまくるし、
その汚れが変速機の不調を誘う構図。
また、MTBの場合、チェーンテンショナーも兼ねたR変速機は、
使用ギアによっては、荒れた路面でのチェーン脱落の原因。
泥なんかが詰まってチェーン動かなく鳴子ともあるし、
岩や、木にぶつけて壊れてしまったり、最悪もげたりします。
最も不完全だなって常々思っているのは前の変速機。
その仕組みはプレートで押して無理矢理脱線させて変速させるというもの。
もちろん、チェーン外れ原因第一位。
だいたい、他の製品として流通している乗り物で、
こんなに頻繁にドライブトレインに故障が起きるモノってない(笑)
それが許されてきたのは、使い手の
「まあ、そういうものだから」
ってあきらめの気持ちだと思うわけです。
ただし、内装変速ハブはとにかく重い。
自転車関係者もそういう風に見ていたんですよねー。
ま、そういう想いでいるわけですから、
ときどき、内装変速の情報をチェックしてるのですが、
こんな情報ネタ見つけた!!
シマノ「アルフィーネ・11段変速」!!
http://cycle.shimano.co.jp/publish/content/global_cycle/ja/jp/index/2010newpro/forcomfort/alfineaddition.html
これね、11段変速はすごい事だけど、
それよりも注目すべきは重量1.6kg!!
なんだ重いじゃん。。。って言わないで!
内装変速ハブは、外装変速のシステムで考えると、
フリーハブ、スプロケット、外装変速機を含めたハブってこと。
で、この「アルフィーネ」はディスクローターもついた重量。
これだけのモノをMTBのコンポ「XT」として合計すると、
1181g(カタログ値/組み合わせにより変化します)
あと、、、400gちょっと!!
HPの写真を見る限りでは、
ハブシャフト、ナットなどの固定システムを変更するだけで、
ものすごく軽くなりそうだし、
お そらく、内部の構造物なども、もっと軽量化できるはず。
どういうギアレシオか分かりませんが、
「ワイドギアレシオ」と書いてあるコトですし、
11段もあれば、フロントは1枚で十分でしょう!
(実際、オイラの山走るバイクは後9段なのに前1枚で十分過ぎる)
シマノさん、これ、LXグレードぐらいで採用しませんか?
テストライダー買って出ますよ〜。
ってシマノさんはテストライダーには事欠かないでしょうが(笑)
なんていう、だいぶオタクテイストな投稿でございました。