拍子木(もどき)を作ってみた。
作ったっていうか、転がってた角材の長さを揃えただけなんだけど。
鳴らしてみると、案外大きなそれっぽい音がする。
で、トゲとか刺さらないようにカドの面取りと、表面がキレイになるように軽く紙やすりを当てて整えて。
あとは穴を開けて、一対でヒモを通して肩にかけれるように。
なんでこんなの作ったかっていうと、町内の子どもたちで毎夏やっている獅子舞行列があって。
でも、このご時勢なので、昨年は中止。
で、今年はやりたいけどどう思うって話を持ちかけられて。
ちょっと考えたんだけど、
- 屋外であること
- 時間が短いこと(30分くらい・ちっちゃい町なんですよ)
- 少数(7人)& 同じ町内の集まりであること
- 岐阜県そして市内での感染者数はかなり低く抑えられていること
- 町内で高齢な方のワクチン接種が進んでいること
- 飲食を伴わない
などの状況と
- 獅子を頭に被らない
(手で持って外から動かす・子ども同士がくっつかない) - マスクする
- 掛け声を出さない
- 適宜消毒
という対策(保護者も同じ対策)でいいんじゃないかなぁと。
で、実際にやるとなると、「わっしょい」って掛け声もないずいぶん静かな行列になるなぁと思ったわけです。
備品として小さな太鼓が一つ。他に鳴り物はなし。
獅子と太鼓担当以外はただ歩くだけになっちゃうのもつまらないだろうな、とも。
なんとかならんかなとゴソゴソしてみたところ、目に入ったのが木材の切れ端。
次に思い浮かんだのは年末の「火の用心」。
鳴らしてみたら、それなりにいい音するじゃないですか。
これでいけるんじゃない?ってことで、この拍子木みたいなものを端材のある限り4組用意して使ってもらって。
行列はそれなりに賑やかになったし、子どもたちに手持ち無沙汰感もなかったようだし、近所のおじさんおばさんは笑顔で見てくれてたし、それなりに楽しめたようでよかったかな、と。
昨年は夏休みもたった一週間になってしまったこの地域の子どもたち。今年は夏休みがあるだけマシかなぁなんて思ったけど、そんなことが「マシ」な現状はちょっと悲しい。
少しでも早く安心して遊び回れるようになるといいんだけどね。
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ちなみに今回の端材は昨年作ってたミニジャンプ台の時のもの。
捨てられない性格が幸いした(笑)
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そんな感じでした。それではまた。