ある物理入門本を眺めてたら、「これ説明がおかしいよね?」ってところを見つけましてね。
そこでは、「肘関節の仕組みと『てこ』」と「筋肉の発する力」について説明されてたんですが、、、やっぱり引き合いに出した例の一つがちょっとおかしい。
で、そのことについて、改めて考えたことを小理屈ブログ「ペダルの上で考える」に書いてみました。
「本の間違い見つけたぜ!」って自慢したいわけじゃなく(たぶん)、肘関節の仕組みやそこに作用する筋肉の働きの紹介、そして誤りの原因となったであろうことを推測してみました。
まあ、そうした誤用は自分にもよくあることなのでそこからの推測ですなのですけどね。
書いてたら、自分でも「てこ」や「筋肉」についていろいろと復習や確認ができてまあよかったかな、と。
ご興味あればちらっとでも見てみてくださいね。
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今回は、その誤りの元が「重力の失念」だと思われたので記事を書きました。
筋肉のことについて書かれた記事などを読んでいると、同じようなことをたまに見かけるわけですよ。
筋肉の発する力って、外部の力を使わなくても生まれるので、なんとなく独立した感じになるのかな。
筋肉の働きは身体(生体)についての話でも、そこから発生した「力」は物理の支配下にあると考えられます。
そこには、重力や慣性や様々な法則があって、それらと相互に作用しながら、結果的に仕事をするわけですね。
今回のことは、そういうこと知ってもらうには良い題材だな、と思ったわけです。
えらそーですが。
かくいう自分も、この記事を書く上で、何度も間違えたり一面的な見方をしてしまっていたことを訂正したりしています。
その過程で改めて整理できた考え方などもあって、まあ書いてよかったな、と。
そうした中で思い知ったのが、用語や法則の定義の理解は大切だな、ということでした。
そこが曖昧だと、そこから話の筋道を伸ばしていった時にどこかで破綻が起きてしまいます。
また、そこで破綻に気がつくためにも、そうした定義を正確に理解している必要があると思い知りました。
まあ、まだ間違った箇所があるかもしれませんが、もし変だと思われる箇所があれば、教えていただければ幸いです。できれば優しくね。
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それでは。また。