つらつら:あらためてストレッチの日々(2021.5.18)

 気がついたらすっかり身体が硬くなっておりました。。。
 ちょっとストレッチをサボるとすぐに硬くなってしまう。。。わかってたのにいつしか生活のルーティンから抜け落ちててね。。。

 で、これ以上硬くならないようにと改めて柔軟に励む今日この頃。

運動中、周囲に人がいないことを確認しマスクを外しています。

 昔は、自分の身体が硬いのを思い知らされるだけなので好きじゃなかったストレッチ。
 でも、ケガをきっかけにしょうがなく続けるようになって、続けるようになると多少は柔らかくなったし、その中でこうしたらこうなるかなぁなんて考えたりするのも楽しい。

 ヒザや足先、指先の方向を変えると、身体の伸びる感覚もちょっとづつ変わっていくのを試しながら、自分の身体を把握してく感じとか。

 あと、長いスパンで身体の変化を考えることができるようになったかな。

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 現在してるストレッチは、その昔ダンスの体験ワークショップに参加した時にそこで行なっていたものが気に入って、それをベースにいろいろ取り入れたもの。

 僕の場合は主に「静的(スタティック)ストレッチ」が中心。
 運動前は一つ一つを短い時間+動的ストレッチ。
 柔軟性をあげる目的では、一つ一つの時間を長くじっくり伸ばすのを朝と夜。

 ヨガのようなポージングもするのだけど、ポージングに気を取られることがあるので、身体の各部を知覚しやすい単純なストレッチの方が好みです。

 ストレッチに関する情報は、現在もいろいろと研究報告が上がっているのをチェック。
 「常識」や「新常識」などとされているものそれぞれに反するものもいろいろあって、それらを参考にしつつも自分の身体と相談しながら取り入れています。

 ストレッチでは「息を止めると良くない」とか「リラックスして」と言いますが、これは筋肉が収縮したり緊張してる状態だと意味がないからってことかな、と。

 ストレッチの姿勢を作ってから、ゆっくりした呼吸の吐くときに力を抜いていくようにすると伸ばす姿勢が深くなっていくのがわかります。
 これは最初に意識が筋肉に向いてるからかな、と。

 伸ばす筋肉に意識を向けすぎる(知覚しようとする)と、筋肉がどうしてもわずかに緊張(収縮)する感じがします。
 筋肉の長さを伸ばすのが目的なのに、自分で筋肉縮めてちゃ意味ないですね。
 筋肉が緊張してる状態からさらに伸ばすように力を加えると「もっと強くならないと!」って使命感によって逆に硬くなるけどそれはストレッチの目的じゃない。。。(これを利用したのがアイソメトリックトレーニング)

 そんなこともあって、まずは身体の末端部や関節の延長にある部分に意識を向け動かし、結果的に目的の筋肉が伸びてる感触を得るというイメージ。
 これは自転車の動作でも同じで、自転車を動かそうとするよりも、まず身体を動かして結果として自転車が動くみたいな。

 筋肉は両端が腱を介して骨とくっついてるわけですが、ほぐしたり伸ばしたりしたいのは筋肉の部分。
 筋肉をきちんと伸ばせると関節と関節の間の広い範囲に「伸ばされてる感触」がありますね。

 筋肉に凝りや張りがある時なんかは、深い姿勢をとれなくなりますが、これも数日かけてほぐれればいいか、くらいで。

 筋肉は弛緩してるはずなのに関節やその近くの硬いところに緊張や軽い痛みが走る時は、筋肉が縮んでるかその時点での限界と考え、無理して伸ばすことはしないようにしています。

 まだストレッチが嫌いだった頃は、限界を超えるように伸ばそうとしてて、痛いし柔らかくならないので余計に嫌いになるというスパイラル。
 我ながらずいぶんと気が長くなったものだな、と思っています。

 僕の身体、まあそれなりに不具合もあるのですがまだまだ動きます。

 記録的に早いタイミングでの梅雨入りでどうせ思い切り乗れないので、また身体と対話しつつ身体を作ってみようかなと思っていますよ。

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 ではまた。