本日3/10まで判断を先延ばしにしていた毎月恒例レッスン『リトルバイキング・たじみ定期会』『寺子屋』は共におやすみとしました。
現状の様々な数値、3月末ごろに予想される人の移動などを考慮した結果、とても悩んだのですが、もうちょっと様子を見てみよう、という判断になりました。
参加をご検討いただいていた方には、先延ばしした上に開催中止となりましたこと、お詫びいたします。
まずは取り急ぎご連絡まで。
よろしくお願いいたします。
=以下3/11追記=
取り急ぎの発表を優先し必要最小限の報告としたので、改めて理由などについて追記します。
今年1月に発せられた『緊急事態宣言』のあと、愛知・岐阜両県では新規陽性者数は順調に抑えられてきました。
また、そのほかの指標となる数値も順調に改善してきていますね。
多くの人の行動によって、こんなに感染者数って減らせるんだってびっくりしています。すごいですよね。ありがとうございます。
現在くらいの状況であれば、ポイントさえ抑えていれば各個人・家族単位で体を動かしたり遊ぶ分には問題ないものだと思います。
また、屋外でのイベントであれば、いくつかのポイントに気をつけていれば会場での感染リスクは屋内での会食等に比べれば低いとも考えられます。
ただ、1回目の緊急事態宣言解除後の7~8月の第二波、11月から急激に増加し再度の緊急事態宣言に至った第三波では、それ以前は多い日でも一桁であった岐阜県でもあっという間に毎日100以上の陽性者が見つかるほどに広がってしまったことは忘れていません。
今現在減少したとはいえ、現在の指標となる様々な数値は、それぞれの増加しだしたタイミングよりも悪い値です。
また、減少してまもないために、まだ市中には隠れた感染が多く存在するだろうと考えられます。
付け加えて、今後年度をまたぐことに由来する人の移動(引越し・出張など)や、緊急事態宣言の解除になった地域ではやはり人の往来が多くなることも予想され、人が多く動けばそれだけウイルスが伝播する可能性も大きくなりますよね。
このことは開催の決断を先延ばしにした時には僕の頭からは抜け落ちていて、本当に申し訳ないと思っています。
さらに感染能力が従来のものより高い恐れなどが指摘されているいわゆる『変異株』も、3月に入ってから岐阜県でも6例(3/10現在)確認されています。
『変異株』はいくつか種類があり、岐阜県で確認されたものはそのどの種類に属するものかは公表されていませんが、感染力が強かったり、重篤に陥る可能性が高いなどの危惧がされています。これらについては、今後また研究が進み、徐々に公表されていくものでしょうから、今は念のため安全マージンを多くとり警戒が必要なのだと考えています。
ということで、現時点では開催できそうな状況であっても、3月下旬の状況はまだまだ不透明かなぁと考え、もう少し様子見をしてから開催をした方が良いのではないかなぁと判断したわけです。
不特定な人を集める『イベント』を開催することが『OK』だというサインを世に送りたくないな、というのも理由の一つ。
上にも書いたように個人・家族単位であればそれぞれが注意を払いながらでも活動することが可能な現在において、それは必ずしも開催しなくてはならないわけではないだろうということですね。
以上は、基本的には僕という感染症の素人の予想によるものですので、「それは心配のしすぎなんじゃ?」って思われる方もいるかもですね。
正直にいうと、僕も心配しすぎなんじゃないだろうか、と自分を訝しんだりしつつ、開催する・しないの間をなんども行き来して下した『判断』です。
「開催しても大丈夫」と判断できるだけの材料も見つけられなかったんですよね。
とまあ、だらだらと『おやすみ』の判断に至った理由を書き連ねました。
2月末までのペースで、様々な数値が下降(改善)してゆけば、なんとかできるのでは?と甘い考えを持ってしまいましたが、自分の考えに抜け落ちていたことなどもあり結果として中止という判断になりました。
何卒ご理解とご容赦をいただけましたら幸いです。
それでは。また。