やっぱり12月の『リトルバイキング・たじみ定期会』はお休みすることにしました。
イベントサイトの方ではすでに報告してましたが、こちらでの報告が遅れすみません。
同じく、毎月開催してる『寺子屋』もやっぱりお休みにします。
楽しみにされていた方には申し訳ありませんが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
理由はもちろんCOVID-19の感染が広まっている為です。。。
現在のCOVID-19の感染拡大の理由はいろいろ考えられるようですが、その分析は専門家にお任せ。
僕は、信頼できる情報を集めて考えて、イベントの主宰として参加者さんやスタッフにとってどの程度安全&安心かを考えて判断するしかありません。
再開についてはまだ未定ですが、とりあえず月毎に開催についてどうするかをお知らせするようにしますね。
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『リトルバイキングの記事(上のリンク先)』にはイベント開催における感染症対策についての僕なりの考えも書いてみました。
基本的には「ウイルスを会場に持ち込まない」「ウイルスを体内に入れない(感染させない)」の二つからなり、その両方を機能させることでより安全な空間にしよう、という感じです。
様々なイベントの感染症対策は、おおよそ同じように考えられていると思いますが、その詳細についてはイベントの内容や規模、内容によって違ってきますね。
リトルバイキングや寺子屋においては、これだけ感染の流行が加速している現在においては十分な対策の実行は難しいと判断した次第です。
ただ、これは「あちらこちらから”人を集めて(公募して)”イベントを開催する」時のものですから、安全マージンを大きくとって考えてます。
個人としての対策は、基本はよく言われる「三密(感染リスクの高い状態)」の回避などと、「丁寧な手洗い」「マスクの適切な場面での着用」くらいなのかなって思っています。
個々でマウンテンバイクを楽しむことに関しては、様々な機関などから発表されている感染状況などを見た限り、屋外で乗っている間はまあ危険度は低いとは思うんですが、その前後には注意する点がありそうです。
- 乗り合わせの車内
マウンテンバイクで遊びに行く時には普段生活を共にしない方と同じ車に乗り合わせることもあると思いますが、人との距離が近くなる&窓を閉め切っていると密室になります。
対策としては、常に窓を数カ所開けておいて空気の循環をすると共に、同乗者はマスク&出来るだけ喋らない方が良いかな、と思います。
- 前後の食事など
遠くのポイントに乗りに行く場合には、前後に宿泊を伴ったりしますよね。
この時に友人などと同宿になるとやっぱり一緒にごはんを食べたりするかもですが、『感染リスクが高まる「5つの場面」』にならないように注意ですね。。
知っている人間や親しい人間が感染している可能性については人間どうも甘くなるようで、、、「知人バイアス」とでも言えばいいのかな。。。
ですが、この11月、僕の住む岐阜県では(そしておそらく他の県でも)感染経路が判明しているケースにおいては友人や知人・職場を介しての感染がとても多い。
そして家庭に持ち帰って『家族感染』となっています。
これだけ感染が蔓延し誰がどこで感染しているのかがわからない現状では、知人であろうと、毎日顔を合わせている同僚であろうと、そして自分も感染している可能性も念頭に置いて「感染しない・させない」のつもりで動かないと、と思っていますよ。
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以前にも書きましたが、このCOVID-19の厄介なところは「感染した当人に自覚が難しい(無症状・無自覚な軽症状)」ことと「発症三日前から人に感染させる」ということですね。
● COVID-19の無症状 “時” 状態
この無症状”時”には以下のケースがあると考えられます。
- 全くの無症状
- 日常生活に支障がない程度の極軽症(自覚できないほど軽症)であるケース
(感染発覚時に「そう言えば…」な感じで症状の報告されるケース含む) - 発症前三日間にあたるタイミングのケース
(発症三日前から発症後数日がもっとも感染させる能力が高いとされています)
つまり、本人が自らの体調をどう感じていても感染させる可能性は存在するわけです。
以下は、岐阜県の感染確認情報を自分でチマチマと集計して作った「発症から陽性判明までの日数」のグラフです。
発症日が不明なものは無症状に含めた
感染判明後は処置を取られるので人に感染させない
感染させる可能性期間は、これに発症三日前までの分を足した日数となる
発症から感染判明までの日数が長い症例の場合は、日常生活が送れる程度の軽症状であると考えられます。
(重症であればまずは病院に行く。世間体を気にして行かないとかも考えられるけど)
これらの方は感染が判明するまでの間に人に会うこともあるでしょうからそれだけ感染させる可能性が高くなるわけですね。(実際に判明までの日数が多い人はほぼ誰かに感染させている)
データ上で「全くの無症状」の人の感染が判明(カウント)するのは、その関係者が感染判明した事による場合がほとんど。
なので実際にはもっと多く存在していると思われます。
そして無症状陽性者も、検査後に発症することももちろんあります。
感染者の絶対数が少なかったり、多少増えててもその感染経路が判明しているケースが多ければまだ気のつけようもあるのですが、現在(2020年11月末)の大都市部(とその周辺地域)のように感染数自体が増え感染経路不明のケースもとても増えた状況では、「誰が感染していてもおかしくない」と想定し行動することが妥当と考えます。
この記事を書くのに手こずってる間に、岐阜県では知事より「不要不急の愛知県との往来を抑制のお願い」が出てしまいました。
すっかりいろんな情報に埋もれてしまっていますけどね。
「抑制する抗体の持続」や「ワクチン」の話などもいろいろと出ていますが、それらはまだまだ検証が必要だったり実際に運用されるまでに時間がかかると思われます。
今後、効果的な方策が実用されるまでの間、今しばらくはおとなしく遊ぶしかないのかな、というのが現在の僕の考えです。
長文、最後までおつきあいいただきありがとうございました。
これ書くのに5日もかかってしまった。。。
では皆様、ごきげんよう。