昨日11/14の『リトルバイキング・たじみ定期会mini』は、良い天気に恵まれ無事に開催。
大まかなレポートはあっちのサイトの方にアップしてますのでどうぞどうぞ↓
で、こっちはざっくばらんにこの日の狙いや考えてたことなどを
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今回は、斜面を走ったり前や後ろのタイヤをあげたりをテーマに開催。
斜面を走るのは、やってみると地味に面白い。と思う。たぶん。
うまくできない人は、普段から体が後ろに下がって左右の傾きをハンドリングでバランスとるタイプが多いようです。
これは自転車(ヘッド周り)の構造によるもので、水平(もしくは水平に近い)な地面では問題なくてもこうした斜面では不安定にさせる要因になります。
子ども達には(大人にも)そんな説明しないで、「まあやってみよう」くらいな感じで、数回見本を見せて「よしいけ!」って感じでトライ。
あんまり考えさせちゃうと動きが止まっちゃう子もいるからね。
「自転車の体育」を標榜するリトルバイキングですから、いろんなことを体験してもらう&対処能力を身につけてほしいなっていう。
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後半のほとんどの時間を費やしてチャレンジしたのはフロントリフト(ペダリングアップ)でした。
これは身体全体の大きな動作にペダリングという部分的な動作を合わせるので、大人でも混乱する人も多く恐る恐る実施って感じでした。(と後になって告白する)
なので『感じ』だけでもできたらいいかなって思ってたんだけど、みんな頑張ってくれてカンを掴む子も多くいました。
最後は10cm~20cmの段差に向けてやってみたけど、果敢にチャレンジしてくれて嬉しかったな。(普通はビビる)
動作の説明を超簡単にして見て、あとは「感じろ」的なのがよかったかもしれない。
(※ 個人個人に合わせてアドバイスはしてました)
ただ、低学年の子にとってはやっぱり難問だったようで申し訳なく。。。
今度は別のアプローチも考えます。
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最後ちょろっとの時間で後ろタイヤ上げ=ジャックナイフ。
体の小さな小学生にはこれもなかなか難問。
最初に「できなくてもいいからやってみようか」って言葉を添えたくらい。
でもね、これもできるようになる子が何人もいてホッとしました。
前も後ろも、タイヤをあげるときには『身体を低く→高く』という動作があって、それぞれをどこに向けて行うかを意識していくだけで格段に成功率が上がります。
もちろん大人も一緒なんだけど、身体とマウンテンバイクのサイズ比や重量比が違うので、子どもの方が難易度は上がるんですよね。
ただ、子ども達には『思い切りの良さ』と『先入観のなさ』という武器があって、それらを壊さないようにどう誘導するのかっていうのが指導のコツなのかなって思っています。
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スクール終了後のフリータイムでは、みんなでワイワイ。
くだりコースで計測したり、今回のテーマにはなかったジャンプをしたり、セクションを組み合わせて障害物コースを作ったり。。。
暖かく動きやすい気候だったからか、みっちり動き回ってました。
僕はこの時間にいろんな質問に答えたり、一緒に乗り回したり、実験的に作ったセクションを試したりその感想を聞いたりとか。
個人的にも「楽しく乗ったなーっ!」て気分。
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こんな感じの11月の『リトルバイキング』でした。
新型感染症対策として、参加に条件を設けたり、大人はマスクをしてたり、消毒液を用意したり、時短だったりしててちょっと面倒なんだけど、皆様にはご協力いただきありがとうございます。
来月の開催は、また今後の新型感染症の動向を見極めながら決定します。
はやく何の憂いもなく開催できるようになるといいな。
では。