レポート:寺子屋でした(2020年11月の開催)

 遅くなりましたが、レポートです。

 と言っても、写真も動画も撮るのを忘れてしまい、、、ほとんど文章のみで。

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 寺子屋は、参加者さんがそれぞれ個別にそれぞれの目的に向けて練習します。

 僕は、それぞれの方を順番に回りながら、一緒に練習内容や補正点を考えたりアドバイスしていく形です。
 そんななので、皆さんの使う自転車も練習内容もバラバラなんですよね。
 この日もBMXからストリートMTB、普通のマウンテンバイク、ダウンヒルバイクにトライアルバイクなどなどがまたいろんな練習をしていました。

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 初めて参加されたトライアルバイクの方は、いろいろと現状を確認しながら現在の課題を探していくような形で進行しました。

 前タイヤを浮かせて横に動かすことを練習したり、ダニエルに繋がるまでの動きを確認したり。
 あと、少し特徴的な癖というか動作?があったので、これをちょっとづつでも補正できるような練習をします。

 初めての方は、お互いに意識のすり合わせのような感じがあり、少し戸惑れてしまったかもしれません。。。
 今後の練習にお役に立てていただけたらいいなと思っています。

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 ずっと参加してくださってるトライアルの方は、この日はだいぶ調子よく課題をクリアした感じがします。

 段差に向けて前タイヤをペダリングアップ→前タイヤが乗ったらホッピング。
 この発展で、ペダリングアップの時にホッピングを混ぜてコギホップ。
 応用として、横からエントリーでのペダリングアップ。

 前タイヤのペダリングアップで、いろんな動作をして見ることで、動作の中にペダリングを含むことを。
 またその中にホップを入れることで、うまく融合できるのではないかという狙いでした。

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 トライアル系のテクニックでは、その場でのホップがネックになることがあります。
 その場に居続けるのができないって感じですね。

 位置を保つには、まっすぐ沈んで、まっすぐ跳ねます。
 こう書くと簡単なんですけどね。

 この上下動は『ライダーの身体が』そうなるように意識します。
 自転車は、身体の動作についてくるだけなので、身体がしっかり上に伸びればそれにつられて『身体の下で』まっすぐ上がってきます。
 で、着地するときは、そのまま真下に降りれば自転車も身体もまっすぐに着地。

 ホップは、身体動作量の大きいテクニックですし、そのために数をこなせないのもその原因ではないかと思います。

 ホップは、段差に前タイヤを乗せて練習すると体力的に楽です。
 角度によって自転車の水平長が減ること、ハンドルが高い位置になるのでハンドルとBB(立ち位置)が近く高低差が大きくなり(身体が)立ち姿勢に近くなるっていうのがその理由です。

 ただ、この時に気をつけるのは体重の置きどころで、前タイヤが上がっている分意識して前タイヤへの荷重を増やさないと前後のバランスが崩れてしまいます。

 たいていの自転車では、前タイヤを上から「顔」の正面で捉えるようにし、その姿勢のまま『潰す→上に抜く』をします。

 頭だけが動くようなことなく、頭に連動して上半身が全部バウンドするような感じですね。

 上の写真では30cmの段差ですが、だいたいこのくらいから40cmくらいまでの高さが練習しやすいと思いますよ。

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 ロールやマニュアルに他の動作から入る時には少しコツがいります。

 これまでも参加していただいていた方のロール練習では、ちょっと戻してマウンテンバイクの初期練習「段差ドロップオフ」をとても低い段差で。

 次にその段差に向けてスロープを使ってマニュアルに入り、そのままトップを後ろタイヤで走っていく練習。
 ついでパンプセクションを使ってコブのロールの練習に入ってみました。

 他の方で、バニーホップtoマニュアルに入る練習をした方は、10cmの段差を使って練習しました。
 バニーホップから段差の上で後ろタイヤが着地する時には、少し前タイヤを落とす&体も落とす(落とす=下に動く)ようにして前後に開くようなイメージをします。
 前後に開くことで、着地時のバランスの崩れを吸収するわけです。

 この時に、ガッチリと身体を固めてそのままの姿勢で走っていくってケースもあるのですが、僕はこれが苦手で。。。

 このスキルについては、僕も今後さらに知見を深めていこうと思います。

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 バニーホップの練習の方には、夏に製作したミニジャンプも使って見たりもしました。

 みなさん、それぞれに体力や動作に特徴などもあるので、それぞれに合わせ色々と工夫をするようにしていますが、バシッとハマる時とちょっと時間がかかってしまう時とがあり、まだまだ僕自身もそれぞれに合わせていろんな方法を考えねば!と思った今回の寺子屋でした。

 次回は、11/21(土)の開催。
 みなさんのご参加をお待ちしております。

それではまた。