またご無沙汰してしまいました。元気です。
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スクールなどで使っている僕のお手製「ジャンプランプ」をご所望いただいたので作成するべく準備などをちょっとづつしてたり。
自分で持ち歩くならまあ作りも適当でいいや(もちろん危険のない範囲で)ってなるんですが、誰かのところで長期間使われるって思うと「これ大丈夫かな」「もうちょっと補強しようかな」ってなっていろいろ考えちゃいます。
で、図よりも中の木材をちょっと強化する事にした。
いつもアール面(曲がってるところ)は、10mm以上あるまっすぐな板を全体重をかけて踏みつけて無理やり曲げながらネジを打ち込んでいくんだけど、今回は9mmにして曲げやすくし、さらに先に曲げておく加工?をしてみたり。
経験上はこれで問題なし。
ちょっと「曲がりぐせ」がつく程度でも、作った時のネジへの負担がだいぶ減るんだよね。
まっすぐの板を無理やり踏みつけてだと、戻ろうとする力で全体に負荷がかかってネジが緩んだり歪んだりする
「下拵え」を十分にしておけば、僕の雑な手作業でも仕上がりが多少は良くなるはず。
実際に施工する時間と労力が減ると思うし。
自分で使う分を作るときは思いつきでやっちゃうけど(笑)
とまあこんな感じで下拵えは済んだので、また近く製作に入ります。
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下拵えは過程の一部で、それ考えるのは楽しいねってことを再確認。
このジャンプランプのアール(飛び出し面の曲がり具合)は、だいぶゆるくしてるんだけど、そのおかげで大きい車輪でも引っかかりにくく抜けの良いジャンプ台になってる。
まあ、いろんなスクールで使うことを想定して作ったからそうなったんだけど。
(アールが小さいと大きな車輪では引っかかり感が出る)
でも身体の動作を加えればそれなりに飛べる自慢の一品。
そういう、どんな人がどんな車輪の大きさのどんな目的の自転車でどんな風に遊ぶんだろう?って考えるのも「過程=下拵え」の一部だねぇ、なんてことを考えながらじわじわ準備をしていましたとさ。
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ま、そんな感じで。
ではまた。