懐古趣味的話題

地元の知人が古いMTBをもらったというので乗れるようにタイヤ交換他ちょこちょこ手を入れました。

変速レバーがサムシフターの7段変速。確かにこれは古い。。。80年終盤から90年くらいのモノでしょうか。僕がMTB乗り始めた頃ですね。
SISってのは「シマノ・インデックス・システム」の略。変速するたびに「カチッ」っていうアレです。僕が自転車始めた頃は、この機能がついていたりついていなかったり。なので変速も自分の手で「余分にレバーを動かしてからちょっと戻す」という作業が必要だったんですね。
このレバーにはSIS機能を使わずに変速できるよに黒いちっちゃなレバーがついています。
昔はフレームの精度も良くなかったし、変速も結構頻繁に調子悪くなったので、このレバーには随分助けられました。
「玄人はSISなんて使わんのだ!」とか言う人もいましたしね。
インデックス機構を使ったにしても多少レバー操作にはコツが必要でした。
また、今ほどチェーンやスプロケットなどに工夫もされてなかったので、レバー操作と同時にペダリングのトルクを抜いてみたりという事も必要でしたね。
変速という行為にテクニックが必要だった時代です。
今はインデックス機構が前提で部品がつくられてますし、部品自体の精度や耐久性も良くなったので人間は何も考えずに「カチッ」っとレバーを動かせば変速します。
自転車乗りにはストレスの少ない良い時代になりました。
うん、昔は苦労したんだぞ的なオジサン懐古趣味の話だと自分でも思いますが、思い出したものですから話題に出してみましたよ。

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