レポート:寺子屋でした(2019年10月の開催)

毎月開催の少人数個別レッスン『寺子屋』でした。

朝から天気も良く気持ちの良い日の開催となりました。

が、体調不良などでのキャンセルで、この日は参加二人だけ。
季節の変わり目では体調を崩しやすいですし皆さまご自愛くださいね。

また、気温が下がってきて運動する時にも筋肉や腱があったまるのに時間がかかるようになってきました。
筋肉や腱の怪我などは毎日のストレッチや運動前のウォーミングアップを念入りにするだけでだいぶ軽減できると思います。
だんだん寒くなっていくこの時期は特に念入りに。

↓着地でこんな感じに潰れても腰痛ひとつないのは毎日のストレッチの成果だと自負しています。
まあ潰れてしまうのは上半身の筋力が足りないせいではあるんですが。。。それは別の課題なので。

ということで、寺子屋もいつもストレッチや準備運動から始まります。

自転車を動かすのは人間の体ですから、自分の体をコントロールできることは自転車をコントロールすることに繋がります。
ストレッチや大きく動く準備運動、上半身と下半身のコンビネーションなどは日常的に行うと良いと考えています。

で、次に自転車に乗っての準備運動。
この日は、ガタガタ障害物一本橋を如何にスムーズに走り抜けるか、でした。
(写真撮り忘れた)

スタートは幅の狭い一本橋で、スタートでふらついたりしないための練習。

多少地面がガタガタしてたり盛り上がってたりしても、自転車(特にハンドル)とライダーが一緒に進んでいくようにハンドルへの手の置き方とそこに『頭の重さだけ乗せる』を意識して走ります。

この日はお二人ともよく乗られてる方なのでちょっと物足りなかったかもしれませんね。

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その後、それぞれのレッスンへ。

この日は、トライアルの練習をする方と、マウンテンバイクでのコントロールの方がご参加。

トライアルの方はこの日初めてだったので、いろいろお話を聞いた後、まずは基本から順番にチェックしていくことに。

で、まずは基本のジャックナイフ。

少し、自転車を動かす(前に送る)癖があるようでしたので、身体を前輪に乗っけるイメージをしながら動作補正をしました。

何かに『重さを乗せる』時や『力を加えたい』時には、その対象を『顔の正面見る』と身体がその様に動きます。目だけ動かすのではなく、対象に顔を向けるということですね。
これは、顔の向きが変わることで、それに連なる首・肩周りが顔に誘導されて同じ方へ向かっていくためです。

同様に、ダニエルなどでも、接地点や着地点をわざとらしいくらいに顔で捉えると落ち着いて飛んだり着地できたりすることもあります。

写真は、平地からダニエルの状態になり、段差の上へ跳び乗る練習のものですが、最初は乗っても後ろへ捲れて落ちてしまったりしていたものが、着地点を『顔で見る』ことで安定しました。

前輪を少し高いところにおいた状態から段差の上にダニエルで着地、その後遠くまで跳ぶシチュエーション練習とかも。

上の写真の様に前輪をちょっと高い位置に置いた時、前輪が浮いたり不安定になるのであれば、それは身体全部を後ろへ引きすぎてるか、ハンドルを”握って”身体へ引きつけているか、頭が下がらずにお尻だけが落ちてる状態です。

見た目の姿勢については、自転車が違うとあんまりあてにならないのですが。。。一応。

前輪が浮いてしまわない様、頭だけはハンドルの近くに置いて低く構え、おしりを後ろに下げます。この時、ハンドルグリップを握ってはいるのですが、体の方へ引きつけたりはしていません。
また、おしりが高いように見えるかもしれませんが、これは頭の位置が低いからそう見えるだけ。ひざと足首の角度からそこから跳ねるには十分おしりが落ちています。
頭が低くなってるので、そのあとの跳ね上がりの量も多くなりますし、前に跳ぶにもハンドルを超えて前に伸びやすくなります。

また、跳んだ後もバイクと一緒に前に進むので着地後の動作にすぐ入れるのがメリットですね。

自転車の上での自分の姿勢や動作というのは、慣れないうちはどうなっているのか自分では把握しづらいものですね。

もう一人の方も、この日はウィリーを目標に、前輪をこぎあげたり、それを段差に向かって段差登りの練習をしたりしたのですが、その動作を動画に撮って確認してもらったところ思ったよりも全然動けていなかったようでびっくりしていました。

特に自転車上での体の上下動は、それと意識しないとすることもないので、余計に意識しづらいかもしれないですね。

僕の場合は、トライアル競技やってた時代に、土手や階段をひたすらホッピングで登る練習してたのでその時に跳ねる動作とその感覚を掴んだように思います。

こちらの方は、前回からのご参加で、ウィリーの他にコーナリングなどの練習もしました。

得意側のコーナーに比べて不得意側のコーナーの動きが硬かったので、普段は『8の字』で練習するところを二つのパイロンをオーバルに回るようにして片側を集中的に練習したら、だいぶ自然に動くようになりましたね。

特にコーナーの入り口でハンドルグリップに対する頭の使い方がだいぶこなれたように思いました。

今後は、外足を下げずに両足(ペダル)の高さを揃えたまま同じように動く練習に入っていこうと思います。(次回もご参加いただけるということなので)

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今回は、こんな感じの寺子屋でした。

参加者さんが少ないと、一人一人にかける時間がとても増えてしまい、だいぶしつこくいろんなアドバイスをしてしまいましたが大丈夫だったかな。。。

また来月は11月10日に開催が決定ですのでご参加お待ちしております。

ではまた。