年末に書いてみたもの。あっちのブログは久しぶりの更新です。
→ペダルの上で考える:サイズの境界線上にいるライダーのサイズを選ぶ話
あまりにくどくどしいので何度か改稿してみたんだけど、余計にくどくどしくなっちゃって諦めてしまいました・・・すっきり説明するスキルが欲しいです。
これは同じモデルの二つのサイズでどっちを選ぶかって話です。
注目して欲しいのは数値上の『トップチューブ長』の違いが実際のポジション上でどの程度役に立つのかということ。
今回は、ロードの特定モデルのサイズ違いの話ですが、マウンテンバイクや他のバイクでも参考になるかな、と。
自転車乗り換えの時などに、トップチューブ長を比べたりしますが、そのトップチューブ自体が自転車のどこに位置しているのかを考えておかないと、乗り換え後にステム沼に落っこて余計な出費をしてしまったり。。。
『長さ』という数値は、その計測する点のどちらかか同じ位置で角度も同じでないと、比較すること自体が無意味になることがあります。
また、フレームの『同じ箇所』を示す数値でも、その数値が自転車に対してどこに置かれているのかと、それが乗っているライダーにどのような影響を、どのような違いを及ぼすか、という2点は常に考える必要があります。
またその他の箇所についても、接地点や車輪軸の位置からなど力の伝わりから考えていく数値や、ライダーの身体への効果・影響から考えたりすることもありますが、実際には両面からのアプローチからより目的に沿ったポジションを探っていくことになります。
極端な例としては、ライダーとしては身体的にストレスが溜まるポジションでも、自転車が速く走るためには最適のポジションなんてこともありえて、速く走りたいのであればライダーの方が変わっていく(出力を上げる・柔軟性を上げるなど)のが良い場合なんてこともあるわけです。
あ、そうそう。
今回は、たまたま比較する二つのサイズのホィールベース(前後輪の車軸間の長さ)やBB(ボトムブラケット)位置などがほぼ同じであったため比べやすかったのですが、違うメーカーや違うモデルを比べる時には、その辺りの違いもいろいろ考えに含めながら考えていくことになります。
まあ、よほど極端な目的でない限り、ある程度の余裕(フォームや姿勢変化の可能さ)を持ったポジションにすると思いますので、そこまでシビアに考える必要もないのかな、と。
僕はこういうの考えるのが好きなので考えるだけ考えて、自分のポジションは割とアバウトな感じ(笑)
フレーム比較するときの参考になれば嬉しいです。
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あっちのブログは、こういうことの考える元になるようなことを書いていくつもりだったんですが、書き始めてもなかなかまとまらなかったり・・・。
自分では一通り筋道立てて理解していてるつもりでも、それを説明するとなるとなかなか難しいもの。書いてる途中「あれも書いておいたほうがいいかな」「これは注釈付けないと誤解されるかな」みたいなことばかりで、文量も膨大になってしまいます。
まあ、理屈好きなマニア寄りのものなので、それでいいか、と開き直ったりはするのですけどね。
また時間のあるときにぼちぼちと更新していこうと思っています。
ではでは。