レポート:寺子屋でした(2017年10月)

寺子屋でした。
前日までのグズグズ天気とは打って変わり、晴天の中でのレッスン。
まぁ、路面はところどころビチャビチャでしたが(笑)

寺子屋は、いろんな課題(ドリル)に挑戦する『マウンテンバイクドリル』と、参加者それぞれが目的とするテクニックなどをそれぞれ個別に練習する『個別レッスン』の二種類。
毎月一回、どこかの週末で開催しています。

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■ マウンテンバイクドリル

今回のマウンテンバイクドリルは、最初に障害物+一本橋+片手バランス+狭いスラローム。
これが準備運動みたいなものです。

参加者のスキルレベルもまちまちなので、それぞれに別ルートを作ってみたりサポートに入ったりします。
あと、もちろん都度アドバイスもしますしね。

次に『短い助走でしっかり加速&ガタガタしてても失速せずに走る』ドリル。

助走が、静止からペダル1回転くらい。
で、2×4(高さ4cmくらい)をたくさん踏み越えていくという。。。一見地味ですが、スタートの加速に身体を合わせたり、ガタガタで突き上げられないようにしたりと、いろんなエッセンスが詰まったドリルです。

あとは、下り坂で『直滑降』とか『スラローム』とか

直下降、楽しいんですよ。たまにやると。
この日は水が跳ねてちょっと楽しさ半減でしたが(笑)

他にも幾つかのドリルをこなし、この日は終了。

マウンテンバイクドリルは朝9:00〜1時間だけですし、参加費もお安いですが、中身は充実してるんじゃないかと自負しております。
僕のスクールの体験版としてもご利用いただければなぁと思っていますよ。

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■ 個別レッスン

さて、個別レッスンです。
この日は、レッスン自体に集中していた?ので、写真があまりありません。
普段は、レッスン内容の現状把握のための動画を撮ったりしてて、写真はそこから切り出したりするんですけどそれも少なく・・・文字数多めでお送りします。

個別レッスンは、それぞれ個別に内容を進めるので、最初にそれぞれの練習に入るまでは、ウォーミングアップの練習をしてもらいます。
この日は午前も午後も『8の字ターン』を。→YouTube:okp channel 『自転車ドリル:8の字に走ろう』
実際には動画とちょっと違うところもチェックしつつ、僕自身もそれぞれの人の現状を把握していきます。
これ、その後につながるいろんなエッセンスが詰まってるんですけどね。地味なのでどうかなぁ。。。

今回は、珍しいリクエストで『自転車を倒すターン』とか。

要望は、もっと一気にパタン!と倒すテクニックだったのですが、まずは平坦のコーナーでちゃんと倒せるところから練習してもらいました。

内側の足をペダルから外し、外側の足に体重をしっかり載せ、ハンドル内側のグリップを地面に突き刺すように押します。
この『外足(だけ)に乗る』というのが苦手な方は、この内側の足を離して曲がるというのは練習してみてもいいと思います。

自転車を大きく倒すと、構造上『後輪の軌道』に乗ってコーナーリングすることになりますので、その意識も必要。
また、この時、ハンドリングで曲がろうとすると、前輪を巻き込むようにして転んだりして危ないので注意が必要です。

ペダルから外した内側の足は、体の進んでいく方向を示すように前にだすと腰からコーナーリング方向に向けることができるのでいいかな、と。

このコーナーリングについては、説明しだすとキリがないので、またそのうちに。たぶん。

一つだけ言えるのは、このコーナーリングは楽しいよってことです(笑)
生徒さんも2時間半ずっとこれ練習してましたしね。

 

こちら ↑ は段差登り手前練習。
前輪を段差に乗せるところまではできるようになったのですが、そのあとに続く動作をスムーズにする練習を平地で練習。
こぎ上げでライン(写真では棒)を越え、前輪が着地した時点で前後輪ホップで後輪を越えます。

実は段差でやったほうがいいのですが、普段練習するのに段差がなくてもできるので、宿題用の練習。

ちなみに進みながらのこぎ上げの時に「一番高いところからこいでね」って言うんですけど、なかなかできないことがあります。
そういう時には、「こぐ方の足を上げる」ではなく「こがない方のペダルに乗る(こぐ足のペダルから力を抜く・もしくは外してしまう)」とこぐペダルは一番高いところにきます。

上の自転車を倒すコーナーでも同じことを言ってましたけどね(笑)

↑ はパラレル(静止から高く飛ぶテクニック)です。
この方はすでに動作的には問題なくできるはずなのですが、段差に上るとなるとなかなか横移動ができません。

パラレルは、飛ぶ過程にペダルをちょっとこぐのですが、この時の「こぎながら飛ぶ」にプラス「横移動」があるので混乱するようです。
これは、一連の動作の中に組み込めてしまうと楽なのですが、ペダルをこぐことを別動作として認識していると動きがちぐはぐになります。

まず、高く飛ぶことと横に飛ぶことを意識で分けます。
高く飛ぶためには、人間の垂直跳びと同じく一旦「下に沈む」ことが必要です。これを意識するだけで高さは全く問題なくなりました。

次に横移動です。
こぎ跳びで横移動をする感覚をつかむために、段差に前輪を乗せた状態からこぎ跳びで乗ると言う練習のあと、ダニエルから段差に横飛び乗りする練習。
真横、というのは、割とハードルが高いので、斜め飛びくらいから段差に上るようにします。
段差に対してタイヤが斜めにあたることになるので、多少でもタイヤがひっかかればずり落ちにくくなります。

何よりも、動き出したらリズムだけで動くことを心がけてもらいました。ちょっと極端な練習ですけどね。
動き出したらリズムに乗って動いてみて、足りないところを意識しながらまたリズムに乗って動いてみる、といった感じで。
これはある程度動きが体に馴染んでいる人向けですね。

 

この他の方も、ダニエル、こぎ跳び、ドロップオフ、下り坂のコーナリング、シーソーバランス、ウィリーなどいろんなことを練習されていました。
写真を撮り損ねたのでしまったなぁと思っています(笑)

僕にできることであればリクエストにお答えして練習できるのが『個別レッスン』です。

個別レッスンの午前午後両方参加される方もいますが、やっぱりこれは体力のある人向きですね。合計5時間も跳ね系の練習するのはなかなかね〜。

ということで、またズラズラーって書いてみました。
また11月も開催しますので、ご興味ある方はどうぞ。
(現在はまだ場所の使用許可が降りてないので、またお知らせは改めて)

ではまた。