昨日9/7は、福島県いわき市の『郷ヶ丘小学校』で『みんなで楽しく!! サイクル & 3D!!』でした。
このイベントは、自転車産業振興協会さんの主催によるもので、各地の小学校に赴いて、3D映像や、地域の所轄警察署による交通安全教室や、僕のパフォーマンスなどなどを盛り込んでしまう欲張りイベント。
年に何回か行われ、僕はそのうちのいくつかを、進行ナレーター、交通安全スタント、パフォーマンスなどを担当。
当日は、バタバターっとしてたので写真がなく、、、と思ったら『郷ヶ丘小学校』のブログに様子をアップしていただいていました。
→『郷ヶ丘小学校』のブログ(2017年9月の頁)
※ ちょっと遡って『9/7』のあたりをみてくださいませ。
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この準備の中で、最も時間を割くのが交通安全教室。
毎回、それぞれの地域で気をつけてほしいことなどの要望をいただいて、それに沿って内容を作っていきます。
今回も、いわき中央署の皆さんやディレクターM氏と台本を作ったり、内容について学校の先生に確認していただいたりしながらの準備。
パフォーマンスや3D映像はそれぞれ担当だけで完結するから、ある意味手間はかからないんだよね。
今回の交通安全教室でのオーダーには『下り坂での危険』。どうしようかずいぶん考えました。
最終的には、生徒さんたちの身近にある実際の下り坂の写真を使って、そこから飛び出したらどうなるかや、そうした時のブレーキの使い方を転倒スタントなどを混ぜながらの実演。
ディレクターの発案で、ブレーキで止まらないといけない場所の先に模擬車=『激突くん1号(勝手に命名)』をおいたりして、緊張感?を演出してみたり。これ、良い演出でした。
他、見通しの悪い交差点での衝突スタントや、ヘルメットの性能証明実験(割れやすいものをヘルメットの中に入れ、大人の頭の高さから落としてみる)なども。
サイクル&3Dの交通安全教室では、『悪い例』=『危険運転の実演や転倒スタント』についてダメ出しした後、どうしたら良いかを生徒さんたちに答えてもらうスタイル。
自発的に言葉にしてもらうことで、しっかりと自身のものとしてもらおうという演出をしています。
あと、安全教室に先んじて行われる僕のパフォーマンスは「これだけ自転車が上手な人でも避けられない/転んでしまう」という演出の伏線だったり。
3D映像もただのお楽しみなだけじゃなく、今後3D映像(という文字だけでも)見かけるたびに、交通ルールのことを思い出してもらったりという狙いが。
郷ヶ丘小学校の皆さんは、100分という長い時間の中で、最後までちゃんと反応してくれて本当に集中して楽しんでくれたなぁと思います。
転倒スタントした僕の体を最後まで気遣ってくれたりね。本当ありがとう。大丈夫です。
この日に体験したこと、体感したことをまたおうちの方にも話してもらったりして、大人にも響くといいなぁと思っていたりします。
最後になりますが、いわき市立郷ヶ丘小学校さん、いわき中央署の交通課・地域課のみなさま、主催の自転車産業協会さんをはじめ、NHKグローバルメディアさん、NHKメディアテクノロジーさん、ディレクターMさん、本当にお世話になりました。
また、よろしくお願いします。
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そうそう、サイクル&3Dの時のお昼ご飯は給食。
おいしい。ごちそうさまでした。
そういえば、3D映像中にりんごを投げ落とすシーンがあるんだけど、それを見て低学年?の生徒たちが「あれって桃?」って言っているのが印象に残りました。
福島って言えばやっぱり桃だよねぇ。おいしいもんねぇ。
昨年いわきに来た時にちゃんと食べたよ。
地域性?って言っていいのかな。
でも、スッとイメージが湧くくらい密着してるんだなって。
そういうのもいいよね。
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では。