先週末のGONZOさんでのあれこれ。
取り急ぎ、各サイトの方にレポートや結果&写真をアップしています。
→『スキルアップライド @ GONZO PARK』のレポート
→『パンプで遊ぼう!! P-Dash!!』結果&写真
で、今回こっちのブログでは『スキルアップライド』のコーチ側の感想を。
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スキルアップライドは、今回は参加が少なく、それぞれのクラスがほぼプライベートレッスンとなりました。(次からはまた内容の再考と周知をして、参加したいと思ってもらえるようにします)
で、トータルレッスン。
こちらは寺子屋・スキルアップライド含めて顔なじみさん。世間的に言えば相当”乗れる”方です。
今回参加した目的は、ハイスピードでのバンクコーナーをなんとかしたいと、かなりピンポイントで絞り込んでたので、7月に行った『曲がるとバンクレッスン』の内容から、苦手であろうことを抽出してみました。
えっと、自転車のスピードが変化すると何が変わるかというと、人間+自転車の慣性力ですね。
つまりコーナーリングというのは、『重さを持ったもの=人間+自転車の重量』が『速度』によって『力』持って直進してきたのを、曲がりたい方向に誘導するということです。
スピードが遅い時であれば、ハンドルを操作するだけでも十分なんですが、速くなってくるとその力も大きくなるのでちょっと大変。
これは、バンクを走る時であろうと一緒のことで、というか、バンクの場合はバンクが支えてくれる分、慣性の方向をうまくコントロールしないと『バンクに潰される(自分の進んできた慣性力がバンクに返されて耐えられなくなる)』わけで、その力をいなせないうちはバンク中にラインを変化させるなんてことは難しいわけです。
なので、この直進してきた身体の重さの持つ慣性力を曲がる方向に誘導してやるために、身体の上下動を利用する練習を。正確には一旦身体を持ち上げてから、進みたい方向に向けて落とす。
上下動(実際には身体を落とす動き)によって生まれる力を、自転車のコントロールに使うわけですね。
これ、上手にできると、この動きだけで自転車を進めることができます。
あれこれ理屈を並べたところで、実際には本人がどこまでを理解し意識的にできているのかというところが大切。
当然、理屈を理解しても、身体が動かないと意味がないし、身体が動いてもその動作によって生まれたいろんな力を感知できなければ身についたとは言えないかな、と。
実は、今回の内容も、折に触れて言ってきたことなんですよねー。。。
でもまあ、改めて1から説明し、集中的にあれこれ練習したことで、本人はこの動きを頭でも身体でも理解した様子でよかったよかった。
あと、僕には『恐怖心の克服方法』という宿題が出されてしまったので、心理学の本でも読んでみようかなーと思っています(笑)
それは半分冗談として、実際には自分の対応力を上げていくしかないのかな、と思います。要するに自分への信頼を大きくするってことですね。
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キッズ&ファミリーレッスンは初開催でした。
こちらもひと家族だけでの開催でしたので、ほぼプライベートレッスンです。
こうしたコースが初めてではないものの、なかなか苦戦している様子。
で、まずはアスファルトエリアで曲がったりパンプを越えたりの説明やら実践やら。
その後に実際にコースへ。
最近、小学生のレッスンでは一緒に走ることが多いですね。
一緒に乗ってタイミングを合わせて動いていると、動くタイミングや動作のイメージなどが掴みやすいみたいなので。
そうして気がつけば大人も一緒に走ることが多くなってきたような(笑)
最初は、人口のパンプも苦戦していた子が、最後にはスラローム・本コース・トレイル全部走破できるようになったのでよかったよかった。
保護者さんも、最初はちょっと癖の強い乗り方をされていたのですが、結構早期に変化を見せ、最後には何の問題もないライディングに。身体を動かす勘が良いんでしょうね。
小学生や家族でレッスンを受けたい方は、本気?の大人と分けた方が楽しくできるんじゃないかなぁと開催してみた『キッズ&ファミリーレッスン』。正解だったっぽいので今後も開催する方向で。
何より、僕があちこち気を取られないで気持ちよくレッスンできるので(笑)
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この日の朝には『はじめてのゴンゾー』の講師もしていました。
『はじめてのゴンゾー』はGONZO PARK体験レッスンなのですが、基本的な走り方やコース攻略法(遊び方)も盛り込んでしまいます。
この日は、ほぼ全てのコースを網羅して体験していただきました。
僕が講師のときには、『僕の』お試しレッスンとしても利用していただけると思います(笑)
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と、こんな感じのGONZO PARKさんでのレッスンでした。
次回は、ちょっと未定。。。また予定が落ち着いてきたら告知しますね。
そのときにはまたよろしくお願いいたします。
ではでは。