『リトルバイキング』の翌日は『寺子屋』でした。
寺子屋は、毎月第二週末と決めているわけではないんですが、一緒に申請出した方が楽なので、特に用事がない限りはセット開催が多いですね。
寺子屋は、みんなでいろんな課題にチャレンジしながら上達する『マウンテンバイクドリル』と、個別にやりたいことを練習する『個別レッスン』があります。
『マウンテンバイクドリル』は、基礎的なことで路面の変化や身体の対応能力の向上がめあて。
『個別レッスン』は基礎に加えて、テクニックを身につけたり、基礎もみっちりやりたい人向け。
そんな感じに捉えたもらえたらいいなぁと思っています。
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さて、朝一番は『マウンテンバイクドリル』です。
簡単な準備運動の後、自転車を使っての課題(ドリル)をこなしていきます。
今回最初のドリルはジグザグに置いた板の上に乗っていくというもの。
長細い板に前輪と後輪を狭い方から乗って狭い方に抜けます。
最初から最後までちゃんと走れたか確かめるためにカドにパイロンを置いてみました。
慣れてしまうと簡単なんですが、意識すればするほど難しいですね(笑)
この日は、前日に行った『リトルバイキング』でも使ったトライアルコースを使って様々な地形に合わせて体を動かすドリルです。
色別にした『マーカー(矢印)』によって難易度が変わります。
上り坂の前では助走を取れるように、とか、斜面を回り込むターンではその角度変化に体を対応させるように、とか。
ちょっとずつコースを変えながら、様々な地形を走れるように練習。
走るところを考えたり、地形によって自転車にどんな変化があるのかを感じたり。
我ながらなかなか良い1時間の練習であったと思います。
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さて、個別レッスン。
今回は、トライアル系が多かったかな。。。でもフルサスのマウンテンバイクでの参加もありました。
もちろん両方大歓迎。そのための個別レッスンです!
今回マウンテンバイクで参加された方々は、寺子屋初体験。まずは『8の字』を練習してもらいました。
僕が伝えることの基本的なことの多くがここに詰まっています。
→【自転車ドリル】8の字に走ろう
「ペダルをこぐ時に自分も前に出ること」や「進行方向を顔で捉えること」、その他にも小さいちょっとした『コツ』がいろいろと。
『山道で役に立つ様々なこと』をご要望された方は、上りや下りのターンの練習なども。
こうやって書くとそっけないですが、その時々でどんなことが起きていて、どうしたらそれに対応できるのかを、頭だけではなく身体でも理解してもらえるように練習をします。
他、スタンディングやジャックナイフ、ウィリーなども普通のマウンテンバイクで。
スタンディングは、段差に寄りかかるブレーキスタンディングから、ちょっとバックしたりするところまで。
ジャックナイフは後輪が上がるだけではなく、ちゃんと前輪に「安定して」体を預ける感覚を。
ウィリーは、ペダリングの反作用を使った前輪の引き起こしと、体のどこでハンドルを引くのか、またその両方のシンクロなどを頭と感覚の両方で捉えられるように練習しましたね。
特にウィリーでは最近「おまじない」が効果抜群(笑)
「ここで引くんだよ〜」って言いながらそのポイントを指でグリグリ押して、その感触が消えないうちにウィリーするとラクーに上がっちゃったりします。※ 効果には個人差があります(笑)
この「感触」によって意識を向ける指導方法って、ポイントを間違えなければ他のテクニックでも応用が利きそうなのでこれからまた研究していこうと思っています。
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さて、ちょっとジャンプバイクやトライアル自転車の方々。
コギ跳び(いわゆるオットピ)をご所望の方々。
今回初導入の『素振り』を試してみたところ、想像以上の成果。自分で教えておきながら僕がびっくりした。。。たまたまその方式がはまりやすい方だったのかもしれませんが。
※ 『素振り』:片脚を着いたり、横に降りた状態で、実際の動きに近い動きや、要素を抜き出して動いてみることを僕は『素振り』と呼んでいます。
前からこの練習に入っている方は、ここまでの経験が繋がってあっという間に感じを掴みましたね。
今回初挑戦の方は、時々「おっ」と思う動きが出るけれど、やはりまだ動きに体が慣れない様子。
ちょっとづつ動きに身体と頭を慣らしていきましょうね。
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トライアルちっくにパラレルのコントロール。
着地後の安定とか、前輪から着地、または前輪を刺すなどの動きって案外難しい。
飛ぶ前の身体を沈めることや、動作中の着地点の捉え方など。自分の身体と自転車を「顔」で運ぶ感じ
跳ぶことは全く問題ないので、反対に力を抑えて身体の動きで跳ぶ練習ですね。
幾つかの方法で練習をしましたが、ずいぶん体の動きは柔らかくなりました。
僕も今後さらに練習方法の幅を探ってみます。
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トライアルの『突き出し』。
『突き出し』というのは、トライアルで前輪を段差などに乗せた状態から跳んで、段差の上に後輪だけで立つテクニック。
「こぐの?」「本当にこいでる?」みたいに言われる僕の『突き出し』。ちゃんとこいでますよ。ほんのちょびっと。こがなくてもできるけどこぐと楽なので。
能力的には十分できそうなのにできない人の特徴は、動作の「勘違い」が多いように思います。
段差の高さにもよりますが、過大に「コギ」に頼ろうとしたり、上に飛ぶんだからと無用に身体を低く沈めたり。あくまで「コギは補助」扱い。
で、その辺りの感覚の差を埋めていくのに、あーでもないこーでもないと。
感触は掴んでもらえたはず。
あとは、繰り返して意識の中の癖を抜いていく作業ですね。
上に書いた『コギ跳び』もだけど、動作やコギを全部バラバラに行うよりは、身体の移動の中にうまく織り込んで「意識しなくても動く/こぐ」ようになるととってもスムーズになります。
その辺りをすぐに身につけるというのは難しいのですが、実はそのための動作は最初に行う準備運動の中に取り入れていたり。
上半身・下半身の連動や、自分の身体を重さに任せて振り回すなどの感触は、直接その部位なくても大切な感覚。
ぜひお家に帰っても習慣化していただければなと思っておりますよ。
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他の方も、ダニエルやリバースや諸々たくさん。
自転車っていろんなことができるもんだなー、と自分以外の人がやってるのを見ると思います。
僕もまだまだできること増やしたいなー。なんて思ってしまいました。
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という感じの今回の寺子屋。
まただらだら書いてしまった。。。
次回は4月9日(日)です。→『寺子屋』のページ
この日は、多治見市内で『陶器まつり』が開催されています。
陶器卸商による販売や様々な催しが市内各地で行われていますよ。
ぜひついでに立ち寄ってみてください。(どっちに?)
募集はすでに開始していますよ。
ご応募お待ちしております。