先週開催の『リトルバイキング・たじみ定期会』のレポートをイベントサイトの方へアップしました。
今回は、テーマに『トライアル』を置き、そのゲーム性の中でのいろいろな体験と必要なバランス能力、テクニックなどを学んでいくことが目的としました。
小学生のうちから一つに決めて練習するのもいいのですが、早い段階でいろんなことを経験していくのも大切だと考えています。
これまでは、それを全部バラバラにしてそれぞれの要素を伝えようと考えていたのですが、やはりひとつのまとまりとして経験していく方法の方が、それぞれを知ったり自分で考えたりするようになるのかなと。
次回4月(4/8開催)は『ダウンヒル(下り坂)』をテーマにします。
場所は同じ喜多緑地の芝生の上ですので、それほど本格的な感じにはなりませんが、コーナーや低いドロップオフ、斜度の変化によるあれこれなどを盛り込んで行こうと思っています。
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『トライアル』についてよく誤解されているのは、「ホッピングとかダニエルとかができないといけないんでしょ?」みたいなこと。
でも実際の『トライアル』というのは、『コースをできるだけ足をつかないように走り切る』ことが目的の競技、またはゲームなんです。
要するに「自転車の障害物アスレチック」みたいなもの。
で、『トライアルテクニック』というのは、その競技で有利になるための様々な特徴的なテクニック群を指すわけで、それができないならできないなりのコース設定をすればいいわけですね。
だから普通のマウンテンバイクでも、ゲームとして遊ぶととても楽しいんですよ。
で、実際やってみると、子供よりも大人の方が食いつきがよく(笑)
(※ リトルバイキングでは保護者も一緒に練習することができます)
マーカー(コース内にある走る場所を示す矢印)と地形を見て、自分のテクニックで走れるコースを考えたりするのが大人好みなのかも(笑)
子どもにとっては「あれをしちゃダメ」的な要素が多くて(まずマーカーの理解から始めないといけない)それなりにストレスも溜まります。
でも走り切れた時に「パァ〜〜〜!」って脳内がクリアになる「アハ体験」てきなものは病み付きになります。
ちょっとした土手や広場なんかでも結構遊べますし、さらに特別ルールを設定したり(昔タイヤを浮かしたら一点というルールでやったら面白かった)して工夫するとその遊びの幅もどんどん広がります。
機会があれば是非遊んでみてくださいね。
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今回の『トライアル』では、マーカー(指定矢印)だけでもいいかな、と考えたのですが、やっぱりコーステープを張ってちゃんとコースらしくしました。
昔、僕も競技練習していて思ったんですが、コーステープある/なしで緊張感が全然違うんですよね。
やること一緒なのに不思議ですよねー。
この翌日の寺子屋でもこのコースを使って体験してもらったりしました。
やっぱりとても評判が良く、ゲームとしての開催を希望される方が何人もいたので、そうしたイベントも開催してみようかなぁと思います。
その時にはまたここでも告知しますので、ぜひご参加くださいな。
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また来月の『リトルバイキング』もよろしくお願いいたします。
では。