最後まで油断できない天気予報でしたが、はじまってみればとても良い天気。
朝の「MTBドリル」も「個別レッスン」も無事に開催できた寺子屋でした。
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さて朝の『マウンテンバイクドリル』です。
『マウンテンバイクドリル』は、いろんな課題をこなすことでマウンテンバイクを上手に操れるようになろう!という趣旨のとにかく課題に挑戦していくレッスン。
今回はマウンテンバイクを初めて間もない方や久しぶりの方も参加されたので、山道を想定した課題や、バランスの練習になるものなどを実施。
一本橋。
広かったり狭かったりする板をつなげてそこからタイヤが落ちないように走ります。
途中、少し曲げたりして、さらにその先に小さな段差を置いてみたりしてイジワルしてみました(笑)
後輪のブレーキロック体験。
後ろタイヤをわざとロックさせることをわざと行うことで、その恐怖心を取り除いていきます。
その後、急な上り坂の練習などをし、片手放しの練習を。
そして反対側の小さなパイロンを持って・・・という不安定な状態を作ってもコントロールを失わない練習ですね。
最初は無使った方も、慣れとともにちょっとづつキャッチできるようになりました。
ちなみにこれは僕のオリジナルではなく、毎年夏開催の白馬キッズキャンプで行われていたものです。
そのあと、斜面で下りスラロームの練習を説明を交えながら。
最後にスタンディングのさわりを練習して終了しました。
僕の悪いところなんですが、いろいろやってもらおうとどんどん進めていってしまうのと、どうも最後の締めが甘くなんだか戸惑わせてしまったかも・・・。
終わった後もそのまま遊んでいっていただいていたのですが、かえって帰るタイミングを逃させてしまったんじゃないかとちょっと心配です。
参加された皆さん失礼しました。
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さて個別レッスンです。午前と午後一緒にレポートしますよ。
個別レッスンでは、それぞれの「目的=やりたいこと」を集中的に練習するレッスン。
それぞれが別々に練習するために、他の人のペースに合わせる必要がないというのがウリです。
いろんな自転車で参加される方がいて、この日も20inトライアル、ストリートMTBやいわゆる普通のマウンテンバイクなどなどなどなど。
目的も様々で、マニュアルやバニーホップ、段差登り、段差を使ってのあれこれや、ダニエル、180→リバース、横とび、横飛び降り。。。ほんと何でもありです。
そんな中から、いくつかを紹介。
動作は「前タイヤを浮かすまで」と「浮かせた後」で成り立っていて、その二つの動作の「合間」をつかむのもコツの一つですね。
はじめに前輪を浮かせることばかりに集中して、その後に「前に進む」という意識が抜けがち。
前輪上げたところで満足してしまい、その後は自転車任せになってしまうんですよね。
対策としては「あそこまで走る」という目標を明確に持つことで、目印に後輪が当たったことがわかりやすい2×4なんかを置いておくのがいいかな、と思います。ひっくり返り防止にもなりますしね。
今回は、小学校低学年の子も参加。
小学生の参加は要相談としています。
子どもにとって、2時間半という時間をひたすらテクニック練習だけしてるのはなかなか大変です。
また体格・体力的に不可能なことも多いため、ご要望にお応えできなこともあるわけです。
今回は、お父さんとお兄ちゃんがずっと参加してくれてて、内容をよく把握してくれていることや、スキルアップライドの会場で何度も乗るのを見ているので参加していただきました。
思った以上に集中力があり、この日の課題はずいぶんマスターしましたね。
段差を使ってのホッピングのコントロール。
とりあえず跳ぶだけだと前輪をこのくらいの段差に乗せた方が楽なんですよね。
ここからまっすぐで安定したり、大きく飛んだり、方向を変えていったり。地味な練習です。
この先に後ろ向きに飛んで、後輪だけで跳ぶ練習につなげます。
ハンドルを引く方向と、その理由。
自転車と体の位置関係の変化などを理解すると良いようでした。←人によって理解しやすいところが変わります。
こうして文字で書くと堅っ苦しいんですが、実際にはもっとざっくばらんに話しながら動き、感触とイメージを掴んでもらうようにしています。
停止状態からのリバースの練習中。
前から後ろへの身体の移動を素早く行い、勢いのあるリバースの練習。
普通にジャックナイフからリバースするのは問題なくできても、自分の動作を速くし勢いを作るのはまたちょっと感じが違うようです。
動画を撮ったりしながら、自身の動作を確認してもらい、イメージと動作の乖離を埋めていきました。
見本として横っ飛びする僕。
この後90度回転して段差に後輪着地なので、カラダが相当後ろ目になっています。
僕の動作は僕のイメージよりも相当早く(笑)、目の前で見本をしてもそんなに動いていないように見えるようです。なので動画を撮ってもらってコマ送りで「ほらここまで落ちてるでしょ?」「この時点でこの動作に入るでしょ?」って説明しています。
気をつけないといけないのは、乗ってる自転車や体格によって「見た目のフォーム」と動いた時の感覚は相当違ってくること。「カタチ」の真似だけを促さないように注意しています。
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寺子屋では最初にけっこうみっちりと準備運動をします。
自転車を操作するというのは結局自分の体をコントロールすることですし、自分の身体の状態・動作を把握・イメージできることで、その先の動作が作りやすくなります。
止まる・跳ねる・回す、なども大事な準備運動です。
これに自分の「重さ」を利用して各部の連動を効率的に行えるようにしたりとか。
この日に改めて気がついたのは、足首(腱)を効果的に作用させるためのカカト位置。
なかなか自転車の上だけで身につけていくのは難しいことなのかも。。。と思いつつも自分も自転車の上で覚えてきたことだしなー。でも効率がなー。とか考えちゃいますね。
「自転車に乗らない自転車の運動」講習でもやってみようか。ま、あんまり需要はなさそう(笑)
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今回の寺子屋はこんな感じ。
次回は3/12(日)ですよ。ただもう午前の部はいっぱいになってしまいましたが。。。
他、3月は他にもいろいろあるのでまた情報出していきますねー。
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おまけ。
この日は、地面ぐちゃぐちゃになるかと思い、靴下濡れないようにビニール袋を履いてみました。靴も作業用のボロボロなやつで。
結局、地面はさほどひどいことにならず必要なかったんですが、あったかくて助かりました。
まぁ靴の中で足が滑るので、ゆったり目の靴だと脱げちゃうかもしれませんけどね(笑)
ではまた。