11/30発売の『MTB日和 vol.29』の中に出てますよ。
冬になるとお声がかかるのはいつものこと。
常設コースが冬季お休みになってからが僕の出番。
撮影は11月の初旬だったかなー。まだあったかくって汗かいてたのを思い出します。
今回の内容は(当然)ハウツーで「ホッピング」を取り上げています。
なんとカラーで10ページも!
ちなみに毎回題材を選ぶ権利は僕にはありません(笑)
ライターさんの「これやりたいんだけど」という依頼に応えて内容を絞り出す感じです。
今回は、超シンプルに『ホッピング』のみ。とても贅沢した感じ。
シンプルイシューというやつです。違うかも。
マウンテンバイクでホッピングというと、なんとなくトライアルを思い出すかもしれませんね。
でも、山道やダート(ジャンプなどの)トレイルなんかを走る時には、凹凸を越える時だったり、身体を使ったプッシュの動きだったり、段差に登る時の身体の上下動だったり、コーナーリング入り口などなど多岐にわたって使う大事な動きです。
つまり多方面に利用される「身体の上下動の基本」だと考えています。
静止でのホッピングは何気に体力消耗度も激しいので、ゆっくり走りながらで行うようにしていただきました。
僕がやってると簡単そうに見えるみたいで。。。
(打ち合わせでライター氏に「だっておかっぴ簡単にやってるじゃん」って言われたし)
僕の場合は、、、まあ慣れてるので(笑)。
初めてやるときには、ブレーキは握らないといけないわ、止まった状態の左右バランスをとらないといけないわ、跳ばないといけないわでてんやわんや。
慣れてきたらどんどんスピードを落としてその場でバランスが取れるように練習すればいいかなと思います。
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アクションの起点になる「身体の上下動」ってどうやったら覚えやすいかなぁってかんがえてて出た答えの一つが「ホッピング」だったんですよね。
それも単発だけではなく連続だったり不規則に行うことでより柔軟に動けるようにってことで考えたのがこの動画たち。
僕のスクールやレッスンに参加した人は(前輪だけでも含めて)経験した方が多いと思います。
それの練習とハウツーをまとめたのが以下の動画2つ。
この「ラインホップ」の後半に出てくる不規則な連続ホッピングが、柔らかい身体の動きや、自分で動作のリズムを作り出す練習として使えると考えています。
「ラインホップ」にはもう一つ重要な要素があって、常に身体と自転車が一緒に進みながら動作を繰り返し行えるようになるというもの。
自転車だけを動かそうとしてしまうと、その次の動作に入れないので、常に自転車と一緒に進む=自転車を身体の下に置くようになるわけです。
ただまあ地味ですけどね・・・。
でもちょっとした広場なんかでできるので、もしよかったらやってみてくださいな。
いかんいかん、MTB日和の紹介だった。
今回のMTB日和誌面では、もうちょい細かい「予備動作の予備動作」なんて所まで言及してます。
これはライターさんがうまく拾ってくださってて、こういうのはスルドイ人の視点があればこそだなーっておもいます。
誌面と動画、両方をうまく使っていただければ。
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そういえばこの進みながらのホッピングを応用した形でこんなことをするシクロクロスの選手もいました。
これは、段差の角にある木と階段上の土の間にある小さな落差をバックサイドに利用して前に進む力にし、そのボトムにタイミングを合わせて跳ぶことを繰り返して登っています。
狙い通りのところに前輪を落とすコントロールと、それを動作のアクセントにして連続したホッピングを続けるのはなかなかすごいことですね。
しかも心拍バクバクに上がるシクロクロスレースの最中に。。。僕はここだけやれって言われたらできるかもですが、レース中だったらちょっと遠慮したい。辛いから。
話が逸れましたが、こんな使い道もあります?し、何より最初に書いたように上下の身体動作の基本でもあるし、他にもいろいろ要素が詰まっているホッピングです。
『MTB日和 vol.29』にてぜひチェックしてみてください。
ここではゴタゴタ書きましたが、誌面上は超シンプルにまとまっています。
よろしくお願いしますね〜。
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