10/1にさいたま市のイベント『自転車マナーアップフェスタ』に行ってきました。
この日の僕の役目は自転車交通安全ショーのステージです。
ギリギリ当日朝になっても雨の恐れが残る中、一縷の望みにかけて外での開催。
もう今年はこんな雨の心配ばっかりです。。。
でも、この日は最後まで降られることもなく無事に二回のステージ。快挙!
会場はさいたまコクーンの屋外のステージ広場。土曜日の大型商業施設の一角なので、小学校に赴く『サイクル&3D』のように見てる人が話を聞きに来てくれているわけではありません。
行き交う人に興味を持ってもらう必要があるので、楽しんでもらえるショーでステージに興味を引きつけ、そのまま区切りなく安全について考えるパートに移るように構成してみました。
また、ステージ全体のMCが平塚でもご一緒した絹代さんということで、安全についてのパートではご協力していただきました。
見ていただいてるお客さんからコメントを引き出していただいたり具体的にどのような人にとって危険があるのかなどのお話も添えていただいたりして、一人で実演&話をするよりもぐ〜っと膨らませてもらいましたよ。
安全運転に関するステージでは、お話ばかりだとイメージしにくいし飽きてしまいがち。
なので、お話&実演を一緒に行うことで頭の中に明確なイメージを残してもらえるように考えています。
で、お客さんをステージに巻き込んでいく手段の一つとして、スタンディングの最初の一歩。
正直なところ、僕が跳ぶよりも見てる人の興味を引いていた気が・・・。
ちなみにこの流れで次にご協力いただいた方は突進してきた僕がギリギリで避けるというスタントの体験。楽しい体験じゃなくて申し訳ない。
避けられるとわかっていても、実際にそれを見てると怖いもの。
それが公道で、知らない人相手だったらどう思うのかなって考えてもらえたら。という演出です。
あと自転車に乗るばかりではなく、安全装備についての実演もしますよ。
実際にぶつかる衝突スタントはおとなしいのを一回のみ。
ブレーキのかけ方について説明した後に「それでもスピードを出していればぶつかりますよ」の証明?として。
それでも突然の事故再現に驚かせてしまった方申し訳ありませんでした。
僕みたいな人間が常に持つ恐れは、それを見た子供などが軽い気持ちで「ちょっと真似してみよう」って思い場所をわきまえずにやってしまうことです。
ですから、どれだけ上手に乗れても状況によっては痛い思いをするんだよ、っていうことは伝えます。
交通安全に関するステージであれば、なおさらちゃんと伝えないとね。
ってちゃんと伝わったかなー。。。
毎回終わった後は、あれをこうしたら〜、とか、もっとこういう風に〜、って考えてしまいます。
基本的に「ルールだから守れ」ではなく「こうしたら痛い思いをするかもしれないし、他の人にさせてしまうかもしれない」と考えてもらえればなー。と思っています。
とまあ、僕の出番はこんな感じ
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今回の「自転車マナーアップフェスタ」では、他にもいろんな催しやブースがありました。
10月末に行われる「さいたまクリテリウム」のPRとしてブース。
交通安全スタンプラリーも行われてて、その賞品に観戦チケットなども。
あとステージでは警察官による自転車安全講座や、自転車乗り方講座、自転車の選び方講座、JCOMのマスコットキャラの交通安全クイズなどなど。
オープニングアクトは小学生の金管合奏。掛け合いとか趣向を凝らしていて面白い。
午前にはミニサイクリングなども行われてましたね。
そうそう出展ブースに『交通安全シミュレーター』がありました。
フラフラしてたら誘っていただき初体験。
前から気になってたんですよねー。
いろんなシチュエーションやレベルがあって、当然のごとく「難しい」を選んだんだけど本当に難しかった。。。
ハンドルのフラフラ具合やブレーキの軽快車の効きを絶妙に再現?(笑)
下り坂では勝手に加速するし、ブレーキの効きも悪くなる。
結果、いくつもある項目中、二つ×をもらってしまい、罰金5万円だそうです。。。
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多くの人が行き交う場所でのイベントでしたが、なかなか興味を持ってもらうのは大変です。
今回のイベントの開催によって、少しでも自転車が持つ危険と楽しさについて考えていただければ嬉しいなーと。
レポートは以上です。
ではまた。