つらつら:白馬道行き(2016.8.8)

さてさて、時間が経ってしまいましたが、白馬道中の話をつらつらと。

今回は輪行で行ってみました。
昨年は自転車先に送ったんだけどね。今年は日数も少ないので荷物も少ないしってことで。

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今回の装備はこれだけ。
移動含めて二泊三日なので、この程度。
わかりにくいですが、リュックonリュックになってます。
黒くて大きな荷物用に、レッスン時に使う小さいのをベルトを駆使して固定。
下の方に括り付けられてる灰色の物体が僕の輪行バッグ。
20年くらい前に買ったものなので丈夫だけど畳んでも大きい&入れる袋を無くしたのでカバンに括り付けてます。

往路はのんびり鈍行の旅。
好きなんです。鈍行。
まずはJR中央本線で多治見〜中津川、乗り継いで松本。大糸線に乗り換えて信濃大町、乗り換えで南神城まで。

お昼ご飯に中津川の駅そば。
おねえさん(よいしょ)がやさしい感じで良い。

蕎麦を食べてすでに停車していた電車に行ってみると、思いの外混んでる。。。
平日なのに登山っぽい格好した人が半分以上。
しょうがないので車両最後尾の広いスペースに乗車。
ただ壁際にも先客がいたため、スペース真ん中で自転車を自分の足で挟むように立つことに。。。

どうせ途中で降りるだろうと思っていたら、なんと全員塩尻まで乗車。
塩尻までずっと自転車を支えながら立っていること2時間弱。
木曽を抜ける間はグラグラ揺れるし、カーブのたびに加減速するしで、、、ちょっと酔った。最後の30分はじっと嫌な汗と生あくびをこらえながら。

松本からの乗り換えは、その轍を踏むまいと電車到着前から最前列で待機。
昨年の大糸線は登山客でいっぱいだったから、きっとたくさん乗るに違いない。。。と思ったらそうでもなく、すんなり端っこキープでき、座ることもできて一安心。
今度は平日だから人が少ないらしい。じゃ、さっきのはなんだったんだ?

今回の旅の友。
ずいぶん昔に買ったまま読んでなかった森絵都さんの「つきのふね」
中学生たちと社会に疲れた大人が交わる青春ストーリーもの。
難しいスジではなく、すーっと読める感じ。
往路で読み終えてしまった。

森絵都さんの著作で最初に読んだのは「風に舞いあがるビニールシート」かなぁ。
これは今も読み返す短編集。

目的地駅の南神城。
ワンマンなので列車の一番前まで行かなくてはならず、ちょっと焦った。(昨年も乗ったのに忘れてた)
ここで自転車組み立てて、キッズキャンプ本部兼宿泊先までフラフラと移動。無事到着。

という6時間強の電車旅でした。

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帰路はその日のレッスン終わったあとに移動。
鈍行じゃ帰りつけないので特急使ったんだけどはやいねー。やっぱり。
でも、夜だと何にも見えないのでせっかくの電車旅がもったいない気がする。

松純(松尾純選手)に送ってもらった信濃大町駅は、午後6時で駅そばすら開いてなく、近所にコンビニもなく、ちょっと困った。食べてから乗ろうと思ってたのに。。。
松本駅のお弁当屋さんも午後8時で閉まるぞ。←ギリギリセーフ。

あと松本駅で降りたらこれが反対側に停まってて驚いた。

アルピコ交通上高地線のキャラクターなんだそうな。
→ http://www.alpico.co.jp/traffic/rail/endo_nagisa/
心の準備がないのに見るとビックリする。

帰路は約3時間。往路の半分。
多治見駅に着いてみると雨。
最後の最後でびしょ濡れになりながら家までたどり着きましたとさ。

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今回、キッズキャンプはいつも雨の心配をしていた。
実際、1日目は雨に降られてみんな濡れてしまったらしい。

毎日午後に雨の気配で、スノーハープのレッスンも、47スキー場の遠足?も、引率側は空を気にしていました。
いかに民家の近くとはいえやっぱり山なので、子供達の小さな体では濡れると一気に体温は奪われますしね。カミナリもちょっとなりましたが。。。
まぁ、その辺は山で遊び慣れた歴戦のコーチ陣&スタッフが、気をつけつつ都度判断を下してました。

改めて、スタッフならびにコーチ陣皆様、今年もお疲れ様でした&ありがとうございました。

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ま、こんな感じの白馬道中でした。
本当白馬は涼しく(多治見に比べれば大抵の場所は涼しいんだけど)過ごしやすいので、毎年帰ってくるとちょっとの間「白馬に帰りたいなぁ」って思ってしまいます。

でも、これを書いたことで気持ちを切り替えて、またこちらで楽しく自転車に乗っていくのです。

ではまた。

姫川源流の湧水地